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 | PowerVault ME4シリーズのご紹介


以前に『PowerVaultシリーズってご存知ですか?』でPowerVaultシリーズをご紹介しましたが、PowerVaultシリーズに新製品が登場したので、今回はその新製品をご紹介していきたいと思います。
新しく登場した製品はこちら、PowerVault ME4シリーズです。




Dell EMCとしては、ストレージ製品に関して非常に広範なラインナップをご提供しているのですが、このME4という製品もそのラインナップの一翼を担っています。以下にDell EMCのストレージ製品全体のポートフォリオを示していますが、PowerVault MDシリーズが刷新されME4シリーズとなりました。




上に示したポートフォリオはストレージ製品をカテゴリー別に示していますが、ME4シリーズがDell EMCのストレージ製品のうち、どの製品クラスに属するかも少し見てみましょう。




階層化機能が特徴でありコストメリットに優れるSCシリーズや、ユニファイドストレージでありオールフラッシュやハイブリッド構成も提供できるUnityといった製品よりもさらに一つ下のクラスに属するのが、ME4シリーズとなります。
エントリーモデルという位置づけながら、最大4PB(※RawData)の容量をカバーできる製品であり、FC、iSCSI、SASといった幅広い接続方式にも対応、仮想化基盤からファイルサーバーやデータベースの格納先といった幅広い利用シーンで活用できるストレージとなっています。
Dell EMCはHyperConverged製品に注力しており、何かとHCIという言葉に目が行きがちな昨今ですですが、従来からあるサーバー・ネットワーク・ストレージといったいわゆる3階層(“3Tier”なんてよく言いますが)構成にもしっかり対応できる製品を揃えています。仮想化用途であっても、HCI製品では価格面や規模感で要件に合わないといったこともよくあるかと思いますが、PowerEdgeサーバーとPowerVault ME4があれば、コストを抑えつつも可用性をしっかり担保した仮想化基盤も作れます。このようにお客様要件にあった提案ができるのは、広範な製品ラインナップをご提供しているDell EMCならではと言えますね。
では、次にME4シリーズのラインナップを見てみましょう。




ME4シリーズは2Uまたは5Uの筐体を選択いただくことになります。2Uの筐体では、2.5インチディスクまたは3.5インチディスクを選択するかによって、モデルが分かれます。5Uのモデルは1筐体でなんと最大84本もディスクを搭載することができ、とにかく大容量のディスクが必要なお客様にオススメできる製品と言えるでしょう。
ME4はストレージコントローラーを備えた製品ですが、ME4に内蔵するディスクだけでは容量が足りない場合にストレージコントローラーがないディスク拡張用のエンクロージャーもご用意しています。上の図で言うと、ME4拡張エンクロージャーと表現している製品がこちらに該当します。ご要件に応じて、これらのエンクロージャーを選択して、必要なディスク容量を確保してください。
ME4ストレージのラインナップについてご紹介してきましたが、ではこのストレージがどのような管理方法なのか、どんなRAIDレベルをサポートしているのか、どんな機能を備えているのかを簡単にご紹介していきたいと思います。

・ME4の管理方法について

Webベースの管理画面であるME Storage Manager(MESM)で管理を行うことになります。ストレージコントローラーに付与した管理IPアドレスに対して、WebアクセスすることでME4を管理することができます(下図参照)。また、CLIでの操作も可能です。




・RAIDレベルについて

 - RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、RAID50
 - ADAPT(Autonomic Distributed Allocation Protection Technologyの略。分散RAID)

・ME4の機能について

 - ADAPT
分散RAIDはディスク2本分のパリティデータを分散して格納することでデータを保護し、高速なリビルドを実現するRAID方式です。ADAPTを利用するためには最低12本のディスクが必要となります。

 - シンプロビジョニング
物理的なストレージリソースをオーバーコミットすることができる機能であり、実際に割り当てられているストレージリソースよりも多くのストレージリソースを使用しているかのように動作する機能です。

 - SSD Readキャッシュ
プール毎に1つのSSD Readキャッシュ ディスクグループを構成し、アクセス頻度の高いデータのReadキャッシュとして利用できる機能です。

 - 3レベル階層化
データのアクセスパターンに基づいて、ディスクの1つのクラスにあるデータをより適切なディスククラスに自動的に移動させる機能です。頻繁にアクセスするデータは高速なディスク上に移動し、アクセス頻度が少ないデータは低速かつ安価なディスクに移動する機能となります。
階層化機能はUnityやSCシリーズのストレージでも提供されている機能ですが、エントリーストレージであるME4でも機能が提供されています。

 - スナップショット
ある一時点のデータの状態を抜き出して保存できるようにしてデータ保護を実現します。ME4のスナップショットは手動でも自動でスケジュール実行することもできます。

 - ボリュームコピー
ME4上のボリューム(仮想的なディスク)のコピーを作成します。コピーしたボリュームは、例えばコピー元となるソースボリュームに障害が発生した場合に、このコピーボリュームを利用することでコピー作成時点までデータを復旧することができます。

 - レプリケーション
リモート環境にあるME4へのボリュームのリモートコピーを提供する機能です。リモートコピーは定期的にアップデートされて、ソースボリュームと整合性を維持したポイントインタイムイメージが格納されることになります。初回のコピーはフルコピーとなりますが、2回目以降は差分データのみをリモート環境のME4に送ります。


機能に関しては、主要なものを記載しましたが、一般的なストレージ製品と同等の機能を提供しておりますし、RAID構成もMDシリーズで構成できたRAID構成と差がほとんどありません。これらの機能はME4をご購入いただければ、追加ライセンスも必要なくご利用頂けます。各種機能やRAID構成、その他ME4に関して詳細を知りたい方は、以下に技術資料がありますので、目を通してみてください。

■ Dell EMC ME4シリーズ ストレージ システム管理者ガイド

https://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpbsd1/powervault-me4024/me4_series_ag_pub?guid=&lang=ja-jp

■ Dell EMC ME4シリーズ ストレージ システム 導入ガイド

https://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpbsd1/powervault-me4024/me4_series_dg?guid=&lang=ja-jp

■ Dell EMC PowerVault ME4 Series Support Matrix

https://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpbsd1/powervault-me4024/me4_support%20matrix_pub?guid=&lang=en-us

ここまで読んでいただいて、ME4に興味を持っていただけたでしょうか?
ME4シリーズはこれまでMDシリーズを使われていたお客様がリプレイスする際にも置き換えしやすい製品と言えますし、「SCシリーズやUnityはちょっと敷居が高い、、、」といったお客様、「PowerEdgeサーバーとセットで売りやすい製品はないかな?」というようなお客様にも、訴求しやすく扱いやすい製品だと思います。ストレージ製品の提案時は、要件を踏まえたサイジング作業が重要な要素となりますが、ME4シリーズはサイジングツールも用意しています。提案をする上では、こういうツールが提供されているというのも重要な要素だと思います。

■ Midrange Sizer

https://midrangesizer.emc.com/


また、Dell EMCは単にME4に関する技術資料だけではなく、ME4を活用したリファレンスアーキテクチャー(例えば、SQL Serverを使ったデータウェアハウス環境の構成例)も公開しています。ME4やME4に接続するPowerEdgeサーバーのスペックや設計・構築手順といった情報も公開しており、ME4だけでなくソリューションとしてのご提案が可能です。

■ Dell EMC PowerVault ME4 Series technical documents

https://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpdhs1/sln313799/powervault-me4-series-technical-documents?lang=en


もしPowerVault ME4シリーズについて詳しく知りたい、提案してほしい、といった声がございましたら、弊社営業やSEまでご相談ください。
今回は製品紹介が中心の内容でしたが、今後は「実際に使ってみてどうなの?」というのをお伝えしていきたいと思いますので、今後の記事にもご期待ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

パートナーセールスエンジニア 川奈部 真

バックナンバー

PowerVault ME4シリーズを触ってみた~初期セットアップ編①~
PowerVault ME4シリーズを触ってみた~初期セットアップ編②~
PowerVault ME4シリーズを触ってみた~アラート通知設定~
PowerVault ME4シリーズを触ってみた~2つのストレージタイプ~
PowerVault ME4シリーズを触ってみた~ADAPTとは~
PowerVault ME4シリーズを触ってみた~管理画面のあれこれ~
PowerVault ME4シリーズのサンプル構成


 

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