Dell Storage ポートフォリオ全体像
動的にデータ配置、階層が変化するというのは、どういうことか?
(SC4020/SC8000 only)
冗長性の階層化
上位の階層(高速な媒体, WI-SSDや15Krpm)
ドライブの階層化
下位の階層 (RI-SSDや7.2rpm)
下位の階層 (RI-SSDや7.2rpm)
・データはまずRAID10でドライブを跨がり書かれる
・Replay発行後にData Progression Process が走る事により、RAID10で書かれたデータの並びをRAID5の並びに再配置する
・この動作により、書き込みは10, 読み取りは5という形で行われる
・RAID5の並びに再構成されたデータは下位層に 移動される
・データのコピーが終了し、該当のボリュームからのポインタ切り替えが終了したら、元のページは消去される
・WI-SSD -> RI-SSD のデータ移動については、WI-SSD上でRAID5に変換することなく直接行われる(on-demmand data progression)
Enterprise Manager(管理ツール)
統合管理ツール
-Enterprise Manager 2015R1(最新)
-GUIで複数のSCシリーズを統合管理
Volume/サーバ接続/レプリケーション /LiveVolume/SC間のデータ移行
作成、削除、監視、レポート、アラート、閾値設定、ログ管理、チャージバック、Copilotへの通知
-SCシリーズのすべてのモデルをサポート
SC8000/4000/2000/20/30/40
すべてのDellストレージを管理(将来)
-NAS(FS86xx)、FluidCacheの管理
-アプリケーション連携
VMware, Microsoft, Oracle
-ストレージ導入作業
初期導入ウィザード(SCv2000)
ハードウェアの交換ウィザード
-日本語化対応(2015年10月頃予定)
-API
独自のSOAP API
業界標準のAPI
REST API(2015年末予定)
Cinder driverの対応(kiroから対応)
-システム要件(EM2015R2)
Data Collector
OS:Windows2003/2008/2008R2/2012/2012R2(64bit)
DB:MSSQL2008/2008 express/2008R2/2008R2 express/2012/2012
express/MySQL 5.1/MySQL 5.5/ローカルファイルシステム
Enterprise Managerデータ移行-Thin import
(上位モデルSC4020/SC8000 only)
概要
-Legacyボリュームをシンプロビジョニングされたボリュームに移行
-他社ストレージからのデータ移行をサポート
-EM上のWizardを使ってPSシリーズからデー タ移行が可能。
(EM2015R2以降-今年10月予定)
-SCシリーズの標準の機能で移行可能
-Volume(LUN)単位のデータ移行、同時に複数のVolume移行。
-オフラインでのデータ移行。
利点
-空のブロックは転送しないのでレプリケーションの転送量を削減
-シンプロに移行されるのでドライブ数を削減
-移行用に別途サーバを準備する必要が無い。
要件
-Dellのサービスが必要
-実績のある他社ストレージ
EMC-CX,VNX, HP- 3Par,EVA, IBM-DS, SVC, NetApp,
-PSシリーズ(EQL) のデータ移行
EM2015R2、SCOS6.7(今年10月予定)