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 | ソフトウェアで世界をつなぐ。 Dell EMCのSD-WAN製品



◆SD-WAN市場

IT業界で働いている方は、SDxという言葉に触れる機会も多く、特に違和感なく利用していると思いますが、最近はSDxという言葉があちこちで利用されていると感じています。
では、SDxという言葉ですが利用され始めたのはいつからでしょうか。最初に利用されたSDxは2011年のSDN(Software Defined Network)が最初に利用され始めたようです。その後にSDDC、SDS、SDIとSDxが増えていき、2016年頃からSD-WANが使われるようになってきました。そして、このSD-WANですが、2017年末からビジネスの変化や、企業によるパブリッククラウドサービスの活用が進んだこともあり、市場の盛り上がりを見せています。では、どういったケースでSD-WANは検討・利用されているのでしょうか。

◆レガシーWANの構成と課題

現在の企業WANは以下のような構成をが多いのではないでしょうか。


各拠点にインターネット回線を用意することによって、インターネットトラフィックを本社やデータセンターを経由することなく直接インターネットに出せるため、トラフィックの集中を下げることができます。今後、パブリッククラウドサービスの利用が増えることからもインターネットの出口を各拠点で用意することが多くなるのではないでしょうか。
しかし、各拠点でインターネットを用意するということは、セキュリティ対策が重要となり、FirewallやUTMなどのセキュリティ機器が必要となります。また、社内ネットワークのためのVPN機器やルータなど複数のネットワーク製品も必要となってきますが、各拠点で複数のネットワーク機器を導入し、運用を行っていくことには大きな負担になってくるのではないでしょうか。

この課題を解決できるのがDell EMCのSD-WAN製品であるVEPシリーズです。

◆Dell EMC VEPシリーズ



VEP4600の一番の特徴は、見た目はネットワーク機器で中身はサーバであることです。
VEP4600はオープンなIntelアーキテクチャベースのプラットフォームを採用しているため、各拠点で必要となるネットワーク機能を仮想ネットワーク機能(VNF)としてVEP4600に統合することにより、多くの物理ネットワーク機器を削減することが期待できます。

※CPE:Customer Premises Equipmentの略。顧客構内設備。

また、VEP4600とVMware社のNSX SD-WAN by Velocloudを組み合わせることによって、複数のWAN回線を束ねて広い帯域を1本のインターネット回線として利用することができます。これにより安価な回線を複数束ねることによって、本社と各拠点間のネットワーク帯域の有効活用と、回線の耐障害性を向上することができます。

将来のパブリッククラウドサービス利用の拡大や企業のグローバル化による海外進出など、WAN 環境はこれまで以上に重要性が増していきます。SD-WAN市場はまだまだ新しい分野ですが、始めるなら今です!

VEP4600紹介ページ
https://www.dell.com/ja-jp/work/shop/povw/virtual-edge-platform-4600

パートナーセールスエンジニア
山口 泰亜 (vEXPERT NSX 2018)

 

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