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OpenManage システム管理 ソリューション

OpenManageシステム管理ソリューションは、ハードウェア、オペレーティングシステム、 アプリケーションプログラムを容易に管理するための、システム管理製品ファミリです。 このシステム管理製品ファミリによって、PowerEdgeサーバーを始めとするDell Technologiesの システムを効率的に稼働させることができます。


OpenManageの詳細は こちら!(サーバー運用を一元化する管理ツール! OpenManageシリーズの紹介)
ユースケース

① 離れた場所にあるサーバーのトラブルシューティング
  データセンターに設置されているサーバーのアラートを受け取り、
  サーバーのハングアップしていてもアクセス可能!!
【状況確認とOS再起動】
 1) WEBブラウザーからiDRAC9へアクセス
 2) 前回のクラッシュ画面を確認(OMSA*1必要)
 3) リモートからコールドブート
 4) 仮想コンソール機能でOS再起動の確認
 ※iDRAC9 Enterprise Edition 以上必要
 *1:OMSA(OpenManage Server Administrator)
② 仮想メディアを利用したベアメタルOSインストール
  物理的な設置作業とネットワーク設定が終了していれば、
  離れた場所からかOSインストールや設定変更が可能!!
【リモートからOSインストール】
 1) WEBブラウザーからiDRAC9へアクセス
 2) 仮想コンソールからサーバー起動
 3) BIOSの設定
 4) 手元のPCメディアをマウント(仮想メディア)
 5) 仮想メディアをインストールメディアとして選択
 6) OSインストール開始
 ※iDRAC9 Enterprise Edition 以上必要
③ ラック搭載密度の管理
  サーバーの現在および過去の電力消費量を確認し、
  電力上限ポリシーによりサーバーの電力管理を実現!!
【消費電力の確認と電力制限】
 1) WEBブラウザーからiDRAC9へアクセス
 2) 電源装置の消費電力を確認
 3) 電力消費のしきい値を設定
 4) 電力上限ポリシーから電力上限を設定
 ※iDRAC9 Enterprise Edition 以上必要
④ 障害発生時の自動通知
  障害発生時、自動的に構成情報とログをテクニカルサポートへ通知し、
  対応時間短縮とオペレーションコストを削減!!
【サポートオペレーションの自動化】
 1) WEBブラウザーからiDRAC9へアクセス
 2) OMEまたはSCG*へ情報登録
 3) 障害発生時、自動的にインシデントを作成
 ※SCG:Secure Connect Gateway
 ※OME ServicesまたはSecure Connect Gatewayが必要
 ※インシデントの自動作成にはProSupport以上の契約が必要

システム管理機能の早見表


LCCの詳細は こちら!(オンプレ環境の導入を簡単に! システム管理ツール「Lifecycle Controller」のご紹介)
管理ツール名 管理方法 初期導入時 ファームウェアや
ドライバーなどの
アップデート
ハードウェアの
監視・管理
サポートサービス
と連携
予測分析
Lifecycle Controller(LCC) 1対1の管理
(ローカル)
     
iDRAC 1対1の管理
(LAN)
   
OpenManage Mobile 1対1の管理
(Wi-Fi, Bluetooth)
     
OpenManage Enterprise(OME) 1対1の管理
1対多の管理(コンソール)
   
Secure Connect Gateway 1対多の管理        
CloudIQ
(SaaSアプリケーション)
1対多の管理
(コンソール)
     

システム管理機能の相関図


※画像はクリックで拡大できます

OpenManage EnterpriseとCloudIQは連携して機能し包括的な管理エクスペリエンスを提供
OpenManage Enterprise CloudIQ for PowerEdge
オンプレミスでのフルライフサイクル管理~導入・更新・保守~
 ・ポリシー主導の自動化が可能
 ・アクティブな管理能力を提供
クラウドからのプロアクティブな監視と分析
 ・お客様は、Dell Technologiesの接続先またはTrusted Advisorを介した
  サードパーティに接続してシステム情報を閲覧可能
 ・グローバルに展開されたデータへのリードオンリーのアクセス
年に3〜4回のアップデートがリリースされ、お客様はダウンロードしてインストールする必要があります。 新しい機能の追加は月に数回で、ほとんどのアップデートはダウンロードやインストールも不要です。
最大8,000台の監視対象デバイスが登録できます。 複数のOMEインスタンスによる無制限の接続が可能です。
ローカルネットワーク内の管理システムです。 グローバルに広がる管理システムです。
管理ネットワークからログインします。 インターネットでどこからでもログインできます。
お客様のオンプレミス環境に仮想アプライアンスとして導入されます(Dellからは直接アクセスできません) Dellのプライベートクラウド上に存在し、お客様のオンプレミス環境ではOpenManage Enterpriseを介して接続します。

システム管理製品一覧

製品名 有償/無償 インターネット
接続
導入方法 F/W
アップ
デート
リモート
接続
メール
通知
SNMP
トラップ
コマンド
ライン
組み込み管理機能
Lifecycle Controller ハードウェア
バンドル
どちらでも可
iDRAC
※ライセンスの種類によって機能が異なる
ハードウェア
バンドル
どちらでも可
OpenManage Enterprise – Modular Edition ハードウェア
バンドル
どちらでも可
コンソール機能
OpenManage Enterprise ベ-ス機能:無償
拡張機能:有償
推奨 Hyper-V
ESXi
KVM
〇*1
OpenManage Enterprise Power Manager 有償 プラグイン
OpenManage Enterprise SupportAssist
※契約保守サービスレベルによって範囲が異なる
無償 必須 プラグイン
OpenManage Enterprise Update Manager 無償 プラグイン
OpenManage Enterprise CloudIQ 無償 必須 プラグイン 〇*2
サービスサポート機能
Secure Connect Gateway – Application Edition
(サーバー製品およびPowerVaultのみサポート)
無償 必須 Windows
Linux
-*3
Secure Connect Gateway – Virtual Edition
(サーバーおよびストレージ、ネットワーク製品をサポート)
無償 必須 Hyper-V
ESXi
-*3
モバイル機能
OpenManage Mobile 無償 推奨 iOS
Android
Quick Sync 2
※OpenManage Mobileが必要
ハードウェア
オプション
3rdベンダー ソフトウェア統合機能
Management Console Integrations
OpenManage Integration
with Microsoft Windows Admin Center
有償 プラグイン
OpenManage Integration
for Microsoft System Center
有償 プラグイン
OpenManage Integration for VMware vCenter 有償
(期間ライセンス)
プラグイン
OpenManage Integration for ServiceNow 有償 必須 プラグイン
OpenManage Ansible Modules 無償 Linux
BMC TrueSight Server Automation
and TrueSight Operations Management
※BMC社
 製品仕様に準ずる
OpenManage Connections
OpenManage Plug-in for Nagios Core and Nagios XI 無償 プラグイン
OpenManage Micro Focus Operations Manager |
Operations Connector
無償 Windows
OpenManage Connection for IBM Tivoli 無償 Windows
Linux
ESXi
変更管理機能
Dell EMC System Update 無償 ダウンロード
パッケージ
データセキュリティ機能
OpenManage Secure Enterprise Key Manager
※キー管理サーバー(KMS)が別途必要
※iDRAC9 Enterprise以上のライセンスが必要
有償
 *1:他社のMIBをロードしてSNMPトラップを受けることもできます。
 *2:CloudIQ(SaaSアプリケーション)からインターネット経由でデバイスへ接続することができます。
 *3:サーバーはSecure Connect Gatewayを使用してリモート接続できません。

組み込み型管理機能

Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC)
iDRACは、すべてのPowerEdgeサーバーおよびサーバースレッドに組み込まれており、
Dell EMCおよびその他のベンダーが提供するサーバー、ストレージ、ネットワーキング、
ソフトウェア、およびサービス全体にわたる緊密な統合を提供します。
iDRACの特徴的な機能:
・iDRAC9テレメトリストリーミング
・温度管理
・RedfishをサポートするiDRAC RESTFul API
・エージェントフリーによるサーバー管理
詳細は こちら!(PowerEdgeで簡単システム管理 ~iDRAC編~ はじめの一歩)

OpenManage Enterprise – Modular Edition
サーバーシャーシ内で、主要なOpenManage Enterprise システム管理機能を提供します。
これにより、より迅速に対応し、サービスの提供を促進し、PowerEdge MX内のすべての
コンポーネントのリアルタイムな情報を確認できます。
・最大20台のMXシャーシを管理
・自動でシャーシとノードを検出し迅速な展開を支援
・RESTful APIにより複数のタスクを自動化し、サードパーティのツールと統合可能
・LCDおよびOpenManage Mobileによりリモート管理可能
・VMware Cloud Foundationのサポート
詳細は こちら!(モジュラー型サーバーではじめるPowerEdge MXのすゝめ ~OME-Mを使ってみよう~)
コンソール機能

OpenManage Enterprise
IT管理に必要な時間と労力を削減します。
リアルタイムの効率性とコスト削減によってサーバーライフサイクル管理機能を実現します。
仮想アプライアンスとして、ESXi、Hyper-V、および、KVMへインストールし簡単に導入できます。

・最大8,000台のデバイスをサポート
・Dell Technologiesとのネットワークとストレージ、および、サードパーティのデバイス監視
・構成とファームウェアの差分検出
・テンプレートを使用したライフサイクル全体の構成管理
・プラグインアーキテクチャ ・リモート管理

詳細は こちら!(PowerEdgeサーバーの管理ってどうする? ~OpenManage Enterpriseを使った管理~)
コンソール機能を拡張するプラグイン

OpenManage Enterprise Power Manager
消費量とワークロードの要件に基づいて、サーバーの電力を監視し、
熱に関する適用条件を監視します。
・消費電力に関連するITインフラストラクチャのパフォーマンスを最適化します。
・サーバーの電力と熱消費を監視および管理します。
・正確な請求のために電力とCPU消費を記録します。

OpenManage Enterprise Services
プロアクティブな自動化されたサポート環境を提供するように設計されており、
完全なライフサイクル管理のためのひとつのビューを提供します。
・自動ケース作成は、予測された障害防止や顧客の工数削減、
ダウンタイムの回避など、解決するためのスマートな仕組みを提供します。
・Dell EMC PowerEdgeデバイスの状態を1か所で簡単に監視および管理できます。

OpenManage Enterprise CloudIQ
「Dell Connectivity Service」を使用して、デバイスのインベントリー、正常性、アラート、
メトリックなどの情報を安全にアップロードします。報は定期的にクラウドに送信され、
情CloudIQ コンソールでのモニタリングに使用できるようになります。
・インベントリー データを1時間毎に CloudIQ へ転送します。
・正常性ステータスを5分毎に CloudIQ へ転送します。
・アラートを収集して5分毎に CloudIQ に転送します。
・デバイスのメトリクスを15分毎に CloudIQ に転送します。
・サイバーセキュリティデータを6時間毎に CloudIQ に転送します。


OpenManage Enterprise Update Manager
従来のDell Repository Managerの機能をOpenManage Enterpriseのインスタンスに統合します。
これにより、OpenManage Enterprise内のカスタムカタログおよびリポジトリの更新の監視、通知、
および、ダウンロードを自動化できます。
・OpenManage Enterpriseインベントリに基づいてコンポーネントを識別および更新します。
・すべてのコンポーネントのベースカタログを更新して、カスタムリポジトリを作成します。
・カスタムカタログを作成して、OpenManage Enterpriseの指定された場所に保存します。


詳細は こちら!(サーバー運用を一元化する管理ツール!OpenManage Enterprise プラグイン Power Manager) 詳細は こちら!(OpenManage Enterprise Servicesのサポート) 詳細は こちら!(Dell CloudIQ:インフラストラクチャーのインサイト) 詳細は こちら!(サーバー運用を一元化する管理ツール!OpenManage Enterprise プラグイン Update Manager)
サービスサポート機能

Secure Connect Gateway
デバイスを監視し、ハードウェアで発生する可能性がある問題をプロアクティブに検知します。
サービス契約に応じて、監視対象デバイスで検出された問題に対するサポートリクエストの作成も自動化します。

※SupportAssist Enterprise および Secure Remote Services の機能は、
 セキュア コネクト ゲートウェイに引き継がれています。
詳細は こちら!(Secure Connect Gatewayのご紹介)
モバイル機能

OpenManage Mobile
OpenManage Enterpriseコンソールの機能を、
スマートフォンやタブレットで利用することができます。

OpenManage Mobileを利用して、インフラストラクチャの稼働時間を
最大化し、優先順位の変更や予期しないイベントに迅速に対応します。

1対1でハードウェア監視を行う場合は、サーバーに“Quick Sync 2”の
ハードウェアオプションが必要になります。
詳細は こちら!(PowerEdgeサーバーのモバイル連携:動画)
3rdベンダーソフトウェア 統合機能

ITサービスの管理者は、連携されていない複数のツールやプロセスに毎日取り組んでいます。
これは、複雑な仕事が後回しになったり、ストレスがかかるトラブルシューティングや休日の対応につながります。
RESTful APIを利用したOpenManageエコシステムによってこれらの課題を克服することができます。
エコシステムは、業界をリードする仮想化およびクラウド管理ソリューションとの統合を通じて、シームレスなフルスタック管理の環境を提供します。
Management Console Integrations
・OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center
・OpenManage Integration for Microsoft System Center
・OpenManage Integration for VMware vCenter
・OpenManage Integration with ServiceNow
・OpenManage Ansible Modules
・BMC TrueSight Server Automation and TrueSight Operations Management
詳細は こちら!(Windows Serverだけで作るHCI Dell EMC Solutions for Microsoft Azure Stack HCI
~クラウドちょい足しで、オンプレバリューアップ!その懸け橋は Windows Admin Center~)
詳細は こちら!(vCenterからハードウェアもまとめて管理!OpenManage Integration for VMware vCenter 基礎編) 詳細は こちら!(OPENMANAGE ANSIBLE MODULE(OAM)から始める自動運用 第1回)
OpenManage Connections
・OpenManage Plug-in for Nagios Core and Nagios XI
・OpenManage Micro Focus Operations Manager I Operations Connector
・OpenManage Connection for IBM Tivoli
詳細は こちら!(Dell EMC OpenManageエコシステム ポートフォリオ:統合、接続、RESTful API)
変更管理機能

Dell EMC System Update
Dell EMC PowerEdgeサーバーへDellアップデートパッケージを適用するための
アップデート導入ツールです。
・WindowsおよびLinuxシステムをサポートします。
・コマンドライン(CLI)でも利用できます。
・利用可能なアップデートを特定、および、関連する更新を選択し、
 複数のシステムにアップデートを展開します。
詳細は こちら!(Dell EMC PowerEdgeサーバーのファームウェアをアップデートしよう!)
データセキュリティ機能

OpenManage Secure Enterprise Key Manager
一元化されたキー管理機能を提供します。
これは、自己暗号化されたディスクドライブと連携し、
データセンター全体で情報漏洩に対するリスクを軽減します。
・保存データのセキュリティアプローチを作成します。
・サーバー内のデータを保護するためのキー管理システムを展開します。
・自己暗号化ドライブ(SED)に合わせて拡張するため、データ保護機能を拡張できます。
詳細は こちら!(Dell EMC OpenManage Secure Enterprise Key Manager)
リンク集

OpenManage Enterpriseのメリットや関連情報をホームページで公開しています。ダウンロードもこちらから可能です。

iDRACのメリットや関連情報をホームページで公開しています。

Secure Connect Gatewayやセキュアリモートサービス(SRS)などテクノロジーを利用したサポートサービスをホームページでご紹介しています。

PowerEdgeサーバーで利用する様々な監視・管理機能をブログ形式でご紹介しています。

サポートサイトでは、製品毎のマニュアルやソフトウェアのダウンロード可能です。