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      システム管理ツール「Lifecycle Controller」のご紹介
   
       
   
       
   
    




こんにちは。
いきなりですがDELL ハードウェア管理のツールPowerEdgeの「Lifecycle controller」をご存知でしょうか?

すでにPowerEdgeを導入したことのある方は、ご存知の方もいらっしゃると思います。ご存知ない方は導入、管理を簡易化できる便利ツールとして、是非この機会に「Lifecycle controller」を覚えていただければと思います。
たとえば一般的な導入時ですが、ファームウェアアップデートのファイルを事前に準備したり、OS導入の際に必要なドライバがなく途中でやり直しになったり、思ったように進められなかった、という経験はありませんでしょうか?事前の準備も余計な手戻りも避けたいものですよね。
それらを簡単に解決できると管理ツールとして提供されているものが「Lifecycle Controller(LC)」です。



Lifecycle Controller 画面


LCはPowerEdge本体に組み込まれているため、物理的に取り外したりすることはできませんが、PowerEdgeの標準機能として必ず搭載されている機能です。
iDRAC (Integrated Dell Remote Access Controller※)や、 uEFIを使用してリモートサーバーを管理できる組み込み型のシステム管理ツールで、GUIからファームウェアのアップデート、ストレージの設定、OSのインストール、サーバーのセットアップ作業を行うことが可能です。
弊社の管理ツールとして別途提供されている管理ソフトのOpenMagane Enterpriseは1対多の管理を主としておりますが、iDRACとLCは1対1の管理ツールで、展開、更新、監視、維持のすべての項目で機能を提供しております。



その中でもLCの便利な機能としておすすめしているのが、OS導入機能です。
インストールプロセスの前に必要なドライバが準備されることで、すべてのコンポーネントがOSから適切に認識され、スムーズにOSのインストールができるので、OS導入の途中でデバイスが認識しなくて、ドライバを準備して再度やり直す・・・といった状態を避けることができます。



その他にもOSより下のレイヤーで確認できるハードウェアの診断機能や、サーバープロファイルのバックアップ機能も持っているため、診断機能からの障害の切り分けや、保存プロファイルからのリストアなどの復旧にも役立つ便利な機能を複数もっております。


ハードウェア診断完了画面


1点注意するポイントとしては、LCはiDRACのライセンスによって利用可能な機能が変わってきます。基本的な機能はすべてバージョンで提供されておりますが、すべての機能を利用するには、iDRAC Enterpriseが必要です。

ライセンスに含まれる機能は、詳しくは以下の表をご確認ください。

機能 iDRAC Basic iDRAC Express iDRAC Enterprise
 ファームウェアアップデート
 オペレーティングシステムの導入
 デバイス設定
 診断
 サーバープロファイルのバックアップとエクスポート
 サーバープロファイルのインポート
 部品交換
 ローカルアップデート
 ドライバパック
 ハードウェアインベントリ
 Remote Services(WS-MAN を使用)
 テクニカルサポートレポート(TSR)
 システムの再利用または廃棄



これまでLCを利用したことがない方、また興味がある方向けとして、次回から複数回に分けて、LCのファームウェアの更新や、OSのインストール作業などを詳しく説明していきたいと思います。

※iDRAC
iDRACについては、以下のブログ記事に詳しく説明しておりますので、ご確認ください。
https://japancatalog.dell.com/c/isg_20170323/

Partner TSR  弦弓 哲生



●バックナンバー
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