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 |  Dell Technologies World 2023体験レポート!!
   
       
   
       
   
    





いつもお世話になっています。パートナーSEの石塚です!今回はいつものテクニカルな記事ではなく、5月22日から25日まで開催していたDell Technologies Worldにご参加頂いたパートナー様に体験談をお聞きしてきましたので、ご紹介したいと思います。メディアの記事やオンラインで視聴できたキーノートを見ただけでは分からない現地の「温度感」を是非ご体験下さい!!

Dell Technologies World参加者様情報
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
吉岡 未貴(よしおか みき)様

石塚(以下、石):
Dell Technologies Worldへの参加お疲れ様でした! 今回初参加だったわけですが、疲れました?それとも楽しかったですか? トランジットで苦労された方々も多かったようですが、率直な感想としてどうだったでしょうか?

吉岡様(以下、吉):
幸い、私はトランジットもスムーズで、イベント自体も非常に楽しませてもらいました。ただ、ホテルやイベント会場で迷子になりましたけど(笑)


ジャパンウェルカムパーティの一コマ
左から2番目が吉岡様, 中央は言わずと知れたマイケル・デル

石)おぉ、それは良かったですね。参加された方に同じことを毎回お聞きしているのですが、最初の感想は「疲れたー」とよくお聞きするんですよ。同行させて頂いた営業部長からもアグレッシブに楽しまれていた、とは聞いていたので安心しました。あと、あの会場での迷子はあるあるですね(苦笑)
さて、今回のDell Technologies Worldの印象を教えて頂けますでしょうか。

吉)今回のDell Technologies Worldのテーマは「Transform ideas into innovation faster」でした。これは「アイディアを迅速にイノベーションへと変える」と理解しています。おそらくそのメッセージがつながるものが今回多数発表された「APEX」につながるのかと思います。本当に色々な「APEX」が発表されて、クラウドで実装されるものなのか、オンプレで利用するものなのか、はたまた??と混乱しています(苦笑)

石)あぁ、、、そうですよね。それは間違いないと思います。。。弊社の戦略上、ポートフォリオはお客様ニーズに合わせて準備しているのでだいたい幅広いラインナップになり、それを整理してご理解頂くのが初手の壁になることはありますね。今回の「APEX」であればこんな感じのラインナップになります。


APEXのポートフォリオ
オンプレに導入して利用するものとクラウド上で実装されるものがあります

吉)この紺色のブロックがパブリッククラウド上で動くもので、緑色のブロックがオンプレってことですね。
「Cloud Platform」となっていたものがいくつかあって、これがクラウド上で動くのかな?とも思えたのですがスッキリしました。この絵で言うと、PCのas-a-Serviceはこれまで聞いたことが無かったので珍しいものだと思います。
それにManagedを選択すれば運用をお任せできる点が素晴らしいと思います。このあたりは先ほどのポートフォリオの広さですよね。PCからインフラ全体をas-a-Serviceで展開できるのは凄いと思います。

石)ありがとうございます! 流れ的にお聞きしておきたいのですが、吉岡さんのお客様で「APEX Cloud Platform」ファミリーの訴求力ってぶっちゃけどう思いますか?

吉)オンプレ環境とクラウド環境をシームレスに拡張可能、と言うメッセージは素晴らしいと思います。特に最近はOpenShift案件が増えているので需要はありそうだと感じます。APEXの強みとしての課金体系はあると思うのですが、通常のOpenShiftとの違いってあるんですか?

石)そうですね。APEXファミリーなのでもちろん月額課金と言うのは踏襲されると思います。それ以外の通常のOpenShiftとの違いとしてはストレージが弊社のPowerFlexベースになっていてスケール性とパフォーマンスを両立させることが出来る点が挙げられます。このあたりはこれまでの製品力のなせる技なのですが、それ以外に今回の「Cloud Platform」としての価値として「シンプル導入&運用」があるようです。
自分もまだ詳しい資料は見ていないのですが、導入(Day.1)では簡単に導入できる「ターンキーソリューション」としての実装が為されているようです。電源入れてウィザードを実行すればスムーズに導入できる、と言うことです。導入後のステータス管理やライフサイクル管理などの運用(Day.2)としてのアドオン機能も実装されると言うことなので、このあたりが「Cloud Platform」として「クラウドのようにシンプルに管理&運用できる」と言えそうですよ。

吉)なるほど。そのあたりはプリセールスや導入するSEメンバーの負担が少なくなって楽になる感じですかね。導入も運用も結構大変、とは聞いているので喜ぶメンバーが居るかも知れません。

石)ありがとうございます! このあたりは情報がアップデートされたら都度共有しますね!
少し話しを広げたいのですが、APEX以外での気になる発表はありましたか?

吉)キーノートで発表されていた「Project Helix」は面白かったですね。フルスタックの生成AI環境を素早く実装可能にする、と言うメッセージでデモンストレーションも分かりやすく面白かったです。

石)あ、天井からゴルフクラブが降りてきたやつですね(笑)


2日目のキーノートでジェフ・クラークがProject Helixを利用して
ゴルフクラブの「おススメ」を受けている1シーン

吉)そうです、そうです(笑)キーノートの説明では、汎用AIを利用した場合、表面的には「当たり障りのない」答えを出すものの、自社製品を優先的に勧めたり、顧客データに基づくパーソナライズされた回答をしたりできないのが実情。
それに対して「Project Helix」であればNvidiaのAI基盤の事前学習済みモデルなどを活用した場合、自社の顧客管理システムのデータから顧客の好みを分析して、パーソナライズされた提案が出来る、と仰ってました。その一例としてゴルフクラブのおススメの1シーンをデモンストレーションされていましたね。

石)弊社のAIサービスと言えば、Claraと言うものがあますよ。

吉)あ、それはソリューションパビリオン(展示ブース)にありました。チャットサービスの実体験をしてきました。裏でChatGPTが動いていると言うのがキャッチ―ですね。
聞いたところによると、既にイギリスの金融機関で受付やローンの申し込みなどで使われているそうです。気になるところとしては、ファクトチェックをどうしているのか、回答範囲をチューニングで絞っているのか、再学習しているのか、などがありますよね。日本語版の「さくら」と言うものがあるそうなので、そちらも触ってみたいです。


吉岡様からご提供頂いたClaraの実機展示の状況
チャットサービスが動いていて、実際に体験出来たそうです

石)おぉ、パビリオンでの実体験もされてきたんですね! それはオンサイトに行かれた方しか体験できないですねぇ。うらやましい!! パビリオンの方ではほかに何か面白いものはありましたか?

吉)あ、データセンターを車に搭載してしまう、と言うソリューションがありましたよ。災害被災地での分析や調査のためのソリューションみたいでした。


災害現場での調査向けソリューションの実機展示に注目していたら
展示してたオジサンから写真撮ってあげるよ、と言われたそうです。
アクティブな方にはどんどん説明してくれるので会場ではガンガン質問しましょう!

石)あ、搭載されているのはEdge向けのXRシリーズですかね? このあたりもDell Technologiesの強い分野ですよ。耐環境ソリューション「Rugged」がPCにもサーバにもあるので、こう言うEdge向けソリューションは豊富にあります。最近だとHCIも実装できるようになっていますね。

帰国早々でお疲れでしょうし、お忙しいのに体験談をお聞きする時間を割いて頂き有難うございます。最後にお聞きしたいのですが、我々のDell Technologies Worldに来年以降も参加したい!と思うものでしたでしょうか?

吉)はい! 出来るなら是非また参加したいです! 規模感も世界規模の会社!!と実感しましたし、色々なことを体験できて本当に楽しかったです。

石)それは何よりです。 是非次回も行けるように拡販の方頑張ってください!私もご支援します!! できれば私も同行出来るような実績をお願いします!(笑)


今回参加頂いた伊藤忠テクノソリューションズの皆様
お疲れだとは思いますが、楽しそうな雰囲気がGoodですねー(●´ω`●)


デル・テクノロジーズ株式会社
パートナーシステムエンジニア
石塚 智規




   
       
   
       
   
    


 

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