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内勤SEが行く!ネットワールドでME5をセットアップしてみた! |
皆さんこんにちは!内勤SEの野口です! 内勤SEが行くシリーズ、約1年と数か月ぶりの投稿です。ご無沙汰しております。 前回ネットワールド様の検証施設にて、PowerVault ME5のラッキング作業(※1)をさせてもらいました。 その際、セットアップ部分はネットワールド様にご対応いただいたのですが、今回はまたネットワールド様の環境をお借りして、ME5のセットアップを行いました! Dellからは外勤SEを含めた3名でお伺いし、ネットワールド様からはマーケティングの野田様、柞木田様、小谷野様にてご対応いただきました。 「セットアップしてみた!」とタイトルを掲げておりますが、ただ単に構築するのではありません… マーケティング担当の小谷野様に操作してもらい、野口がサポートしていく二人三脚で進めました! セットアップが初めての方に実際に操作いただくので、ME5の操作性の良し悪しが顕著に表れることでしょう… それでは、実際の作業内容を紹介していきますが、こちらのブログを参考に進めています。 PowerVault ME5シリーズを触ってみた ~初期セットアップ編①~ 上記ブログ内でも、重要な部分を抜粋して行いました。作業内容はこちらです。 <作業内容>1. 物理結線と電源投入2. ME5へのログインとウィザードの以下の流れに従ったセットアップ Ⅰ. システムの設定 Ⅱ. ストレージの設定 (ボリュームの設定・拡張) Ⅲ. プロビジョニング(ホストとの接続) Ⅳ. ログの取り方 以上が作業内容となりますが、今回注目いただきたいのは、ストレージ設定(ボリュームの設定・拡張)についてです。 ME5のリソースをどれだけどこのホストに割り当てるか、という観点で非常に重要となるストレージ設定ですが、今回は自動セットアップではなく手動でディスクグループを作成し、そこからボリュームを切り出すような設定を行いましたので紹介させていただきます。 ① メンテナンスタブ → ストレージ → プールA → ディスクグループの追加 ② RAIDレベルを設定後、使用可能ディスクを選択 → ディスクグループの追加 (プールAに複数のHDDで構成された9.5TBの大きなバケツが完成します。) ③ RAIDレベルを設定後、使用可能ディスクを選択 → ディスクグループの追加 (200GBのvolume01,02を作成しました。このボリュームがホストに認識される容量です。) ★ここで、気づきました。 「9.5TBもあるバケツなら、もう少しボリュームの容量増やそう」 と。 ④ プロビジョニングタブ → ボリューム → volume01(対象のボリューム)を選択 → 右側の ‘>‘ を選択 ⑤ ボリュームの拡張を選択 ⑥ 1000GB (拡張したい容量)を入力後、ボリュームの拡張を選択 ⑦ ボリュームの拡張が完了! いかがでしょうか!こんなにも簡単にボリュームの拡張ができてしまいます。容量を間違えてしまった場合でも作り直さずにサクッと拡張することができます。 ボリュームの設定・拡張について詳しく語らせていただきましたが、全体的なセットアップは初期セットアップ編①のブログをご覧ください。 なお、ストレージの管理画面でボリュームの拡張をしても、サーバーにマウントされているディスク容量が勝手に拡張されるわけではありません。 使用しているOSにあわせて、OS上でディスク拡張操作を行ってください。 <感じたこと>ここからは作業を通しての感想をお話ししていきたいと思います。実際に小谷野様と一緒にセットアップを実施した感想をお伺いしたのですが、 「設定画面に従って入力すればサクサク進むので必要事項をあらかじめ準備しておけば、慣れていない人でも簡単にセットアップできそうですね」 と操作の容易さを感じさせるコメントをいただきました。 そうなんです!IPアドレスやDNSサーバー、NTPサーバーなどのネットワーク設定と、実際にホストと接続するiSCSI設定など、あらかじめ必要な準備を準備しておけば後は設定画面に従うだけです。 最悪、IPアドレスさえ設定してしまえば後からでもネットワークやiSCSIだけでなく、通知設定等も急がずとも設定できます。 ME5は構築資格が不要ですので、構築経験の浅い方でも扱えるとても身近なストレージだということをこのブログを通してぜひ知ってもらいたいです。 最後になりますが、前回はネットワールド様のSEの方々にご協力いただき、今回はマーケティング担当の方々と一緒に企画を進めさせていただきましたが、常にお客様に向けたアクションを取られていると感じました。 セットアップに不慣れなマーケティング担当の方に実際に操作してもらって、これならストレージがよくわからないお客様でも扱ってもらえる、あるいは扱ってもらえるようなコンテンツを考えるというように自らが表立って不明点を解消させたいという思いを感じました。 前回も同じことを書きましたが、ネットワールド様は”安心”・”信頼”を兼ね備えたパートナーです。ぜひME5やほかのストレージ製品をご検討されているお客様はぜひネットワールド様へご連絡いただければと思います! 今回ご協力いただいたネットワールド 野田様、柞木田様、小谷野様、誠にありがとうございました! ※1 ME5の導入の記事につきましてはこちらをご覧ください。 内勤SEが行く!ネットワールドの検証施設でME5を導入してみた
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タグ: ME5, PowerVault ME5, Storage