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| 未経験者歓迎! Dellサーバ/ストレージ接続スイッチ見積もりシリーズ | |
~ ⑤PowerSwitchで使われる冗長構成FAQ ~ |
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其1:Dell Technologies サーバ/ストレージにDellスイッチを採用する理由 其2:オンラインツール(OSC)で作る簡単参考見積もり 其3:ToRスイッチのトランシーバ対応可否 其4:ラックマウントレールの注意事項 其5:PowerSwitchで使われる冗長構成 FAQ(こちら) 目次● ネットワークスイッチにおける冗長構成 ● VLTがサーバ/ストレージ接続で推奨される理由 ● よくある質問 ● 参考情報 ● ネットワークスイッチにおける冗長構成最初にPowerSwitchの冗長構成の組み方を紹介していきます。 VLT (Virtual Link Trunking):Active/Activeで接続し、 帯域の倍増と冗長性 の向上を実現 ▶ 物理的に2台のスイッチを論理的に1台のスイッチとして稼働させるマルチシャーシLAGの技術 ▶ 外部との接続は業界標準の IEEE802.3ad または Static LAGを利用するため、他社機器との相互接続可能 ▶ スタッキングとは違いコントロールプレーンが独立して稼動しているため、サービス停止させずに1台ずつファームウェアのアップデートが可能。(ISSU :オンラインアップグレード) <Layer2マルチパストポロジー>
● VLTがサーバ/ストレージ接続で推奨される理由▶ アップデート等のメンテナンス時に通信影響なし (1台ずつ実施できます) ▶ 両系Active/Activeで稼働 (コントロールプレーンが独立しています) ▶ スタッキングの場合はメンテナンス時に通信影響が発生します ▶ スタッキングの場合はすべての筐体でバージョンを合わせる必要があり、ミスやバグがあれば通信影響発生し、システム停止のリスクが高いです。 ▶ スタッキングの場合はスタッキングケーブルの半刺しやスタッキングポート障害時にリブートを繰り返してフラッピング(バタつき)を起こしてしまうといったケースもあります。 ● よくある質問比較表
それぞれのメリット・デメリット
※接続ケーブル種類(例)
● 参考情報Stacking:シングルコントロールプレーンでポートの拡張を実現 ▶ 管理ポイントが1台になりマルチシャーシでLAGが組めます。 ▶ 設定はマスターのみに入れれば、他は同期されるため、設定が簡単です。(マスター・メンバーで構成) ▶ ハードウェア不良が起きてもスタンバイスイッチが転送してくれます。 ▶ 用意にポート拡張が可能(スイッチの増設が簡単) 考慮/留意点: ※ファームウェアメンテナンスでダウンタイムが発生します(ISSU機能がない) ※すべてのファームウェアバージョンを合わせる必要があります。 ※管理するスイッチが1台のため、冗長機能としてスタッキングを採用するのは推奨しません。 ※バグや設定ミスがあった場合、すべてのスイッチへ影響します。(スタッキングケーブルの半刺しやスタッキングモジュール障害時も注意) 参考資料 Dell EMC ネットワーキング OS10 仮想リンクトランキングの設定方法 (VLT) | Dell 日本 |
タグ: Network, PowerSwitch, VLT, スタッキング