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| PowerStore検証記 -第6回【まとめ】- | |
~関西若手SEで話題のPowerStoreを触ってみた!~ |
長らくお付き合いいただいた、「PowerStore検証記」もいよいよ最終回となりました! 前回は検証項目の残り3つである「データ削減効果4:1保証について」「NAS機能」「ディスク拡張性」の検証を行い、検証に関する所感等を記載しました。 そして今回は、検証記全体のまとめを行っていきます! ・今までどんなことをしていたか、忘れてしまったので、振り返りたい! という方は、是非下記第1回~第5回のPowerStore検証記をご参照ください! ■第1回【DXインフラWG・PowerStore紹介編】 弊社のDXに対する取り組み内容とPowerStoreの概要について説明します。 ■第2回【PowerStore初期セットアップ編】 初期セットアップの流れや注意点を説明します。 ■第3回【PowerStore – PowerEdge接続編】 サーバとストレージ間を接続し、サーバから確認できるようになるまでを説明します。 ■第4回【Ansibleモジュール】 Ansibleモジュールに関する検証について説明します。 ■第5回【データ削減効果4:1保証・NAS機能確認・ディスク拡張】 データ削減効果 4:1保証、NAS機能、ディスク拡張について説明します。 ここまで機器のセットアップから、検証まで実施してきました。 検証項目(今回の流れ) 1.本検証記のまとめ 最終回は検証記のまとめや、所感について記載させていただきます。 1.本検証記のまとめ ・検証に対する展望 弊社の取り組みの繋がりから、デル・テクノロジーズ株式会社(以下、デル・テクノロジーズ)様のご厚意もあり、中々経験することのできない、PowerStoreを検証させていただきました。検証を行う期間が限られていたことや、第3回までのPowerEdge-PowerStoreの接続(仮想基盤構築)までに、想定よりも時間をかけてしまったことから、検証に対する時間をしっかりと確保することが出来なかった為、今回記載させていただいた検証の内容を行うことで手一杯となってしまいました。各項目のまとめを記載しましたが、時間があれば下記について検証してみたいと感じました。 画像はクリックで拡大できます ・PowerStoreに関する評価 実際に初期セットアップから触れてみてみた所感について、以下表にまとめさせていただきました。 実際に構築/検証を行ってみて、良いと感じた点を赤字、少し疑問(課題)に感じた点を黒字で記載しています。 画像はクリックで拡大できます ※1 今回の検証ではデル・テクノロジーズ担当者様立ち会いの元、初期セットアップを行ったので、私達が大きくつまずくことはなかったのですが、設定項目の中にCluster IP設定があるので、ToRへの接続とクラスター間の疎通が必須となります。上記についてはPowerStore Network Planning Guideに記載がありますが、認識していないと最悪の場合、初期化対応になるので、注意が必要です。 ※2 当時見つけることが出来ませんでしたが、デフォルトの設定では表示されないようになっているだけで、「Hardware」-「appliance」-「PORTS」上の表示設定を変更することで閲覧できるようになるとのことです。 ※3 現状バージョンでは、設定できませんが、次期バージョンで改善予定とのことです。 ※4 NAS単体でのデータ削減効果の表示は不可ですが、全体プール(ボリュームやNASなど全て含めた値)では、「CAPACITY」-「Data Savings」-「Data Reduction」からデータ削減効果が閲覧できるようになっているとのことです。 上記の様に、考慮すべき点や検証項目の中に記載した課題と感じた点はありましたが、PowerStoreに関する情報/サポートが手厚いことや、GUI操作が簡単で分かりやすい画面構成になっていること、検証を行った機能/性能について、デル・テクノロジーズ様が公開されている情報の通りであることを加味するとPowerStoreは非常に使い勝手の良いストレージで、規模感がマッチしているお客様に是非提案を進めていきたいと感じました。(あくまで私達の所感です) 今後、導入(希望)される機会も多いかと思いますので、概要を事前にチェックされることをオススメいたします! デル・テクノロジーズ EMC Technologies PowerStore 全5回に渡り連載させていただいた、PowerStore検証記は以上をもって完結とさせていただければと思います。 初めてのBLOG投稿ということもあり、拙い文章となっている部分も多かったかと思いますが、ご了承いただけると幸いです!(ここまで読んでいただいている方々は、寛大な心をお持ちの皆様と信じています!) 皆様には、PowerStore検証記を参考としていただきながら、PowerStore導入・検証/構築を行っていただければ、私達もこの記事を記載した意味を見出せるのかなと感じております。 ※私達が検証できなかった部分や、新たな検証内容の共有お待ちしております! 改めまして、ここまで閲覧いただいた読者の皆様!長らくお付き合いいただき、誠に有難うございました! 前回までの記事を読み返したいという方は、下記ご参照ください! ■第1回【DXインフラWG・PowerStore紹介編】 弊社のDXに対する取り組み内容とPowerStoreの概要について説明します。 ■第2回【PowerStore初期セットアップ編】 初期セットアップの流れや注意点を説明します。 ■第3回【PowerStore – PowerEdge接続編】 サーバとストレージ間を接続し、サーバから確認できるようになるまでを説明します。 ■第4回【Ansibleモジュール】 Ansibleモジュールに関する検証について、記載しております。 ■第5回【データ削減効果4:1保証・NAS機能確認・ディスク拡張】 データ削減効果 4:1保証、NAS機能、ディスク拡張について説明します。 【CTCお問い合わせ先】 DXについて検討は行っているものの、何から取り組めばいいか分からない、取り組んでいるもののできているか分からないなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。 DXインフラWGのお問い合わせ先は下記になりますので、ご連絡をお待ちしております。 dxinfra-wg@ctc-g.co.jp 2022/02/14 |
タグ: PowerStore, ストレージ, パートナー