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 |  SupportAssist EnterpriseからSecure Connect Gateway
  (アプリケーション版)への移行~アップグレード作業①~






みなさま、こんにちは。前回はSecure Connect Gatewayへのアップグレード前に必要な準備作業についてお話をしました。今回はアップグレード作業を行っていきたいと思います。
改めて今回の話の前提ですが、SupportAssist Enterprise(バージョン2.x)をアップグレードしてSecure Connect Gatewayのアプリケーション版を使い続けたい場合の手順となりますので、 SupportAssist Enterpriseでもバージョンが4.xをお使いのケースやSecure Remote Servicesをお使いのケースについてはこの記事の内容では触れません。
上記前提を踏まえて、今回の話が全体のどの部分の話になるのかを見ていきたいと思います。『Secure Connect Gatewayのご紹介』や 前回の準備編の記事でご紹介した内容を踏まえると、以下の図のダウンロードという項目の箇所の途中まで話が進んだことになります。レ点がついた箇所がすでにお話済みの箇所となります。

SupportAssist Enterprise(バージョン2.x)からSecure Connect Gateway(アプリケーション版)への移行手順



今回はサポートサイトにビジネスアカウントでログインして、アクセスキーを生成してキーを取得するところからスタートします。



アクセスキーの取得

準備編でご紹介した通り、アクセスキーを取得するためにはビジネスアカウントが必要となります。ビジネスアカウントでキーを取得するサイトにログインした後に、 Site IDを検索し、PINコード(数字4桁のパスワード)を入力してアクセスキーの書かれたメールを受け取ることになります。この一連の流れを見ていきたいと思います。

  1. Dell TechnologiesのサポートサイトにあるSecure Connect Gateway – Application Editionのページを参照します。リンクはこちらになります。

  2. 以下のような画面が表示されていると思いますが、ポップアップされている通知メッセージが出ていると思います。こちらを確認して[OK]を押し、画面右側の“キーの生成”の箇所をクリックします。


  3. サインイン画面が表示されるので、準備済みのビジネスアカウントを使用してサインインします。


  4. サイトを選択の箇所で、事前登録したSite IDが並び表示されています。 サイトの場所の箇所で具体的な設置先の住所が表示されます。サイトが1つだけであればそのサイトを選択することになりますが、 複数のサイトがあり一見するとどれを指定してよいかが分かりづらいときは、検索ボックスから住所や任意の文字で検索をかけて使用するサイトを絞り込んでください。目的のサイトを見つけたら、Site IDの文字をクリックして先に進みます。

    ※手持ちのビジネスアカウントでログインしてもSite IDが何も表示されない場合は、ビジネスアカウントとSite IDが関連付いてない可能性があります。

  5. PINの作成の箇所で4桁の任意の数字を入力して[アクセスキーを生成]をクリックします。(英字や記号、4文字以上の文字列は入力不可となります。)


  6. アクセスキーが書かれたEメールが送信されたと表示されるので、メールを確認します。


  7. 受信したメールを見ると以下のようなメールが届いていました。赤枠で囲んだ箇所にアクセスキーが表示されています。SupportAssist EnterpriseからSecure Connect Gatewayにアップグレードした後すぐに、 このアクセスキーを投入する画面が出てくるのでそこで使用しますので、このメールは控えておくようにしてください。⑤で入力したPINも忘れてはいけません。 なお、よく見ていただくとわかる通り、Expiration Dateとあるようにキーの有効期限がありますので、期限内に利用する必要があります。

    このアクセスキーを入手するためにビジネスアカウントやSite IDを準備する必要がありました。Support Assist Enterprise(バージョン2.x系)ではこのような準備は不要でしたよね。ここを乗り越えれば、あとの作業は複雑なものではありません。




Secure Connect Gatewayのダウンロード

前回も触れましたが、Support Assist Enterprise 2.0.70以降のバージョンをお使いの方は、画面の上部にSecure Connect Gatewayへのアップグレードを推奨するメッセージが表示されているかと思います。


“アップグレード”の文字をクリックすることで、アップグレードを進めることができます。この手順でアップグレードを行うとSupportAssist Enterpriseが削除されてSecure Connect Gateway 5.10.0が導入されます。

このメッセージが表示されていないケースもあると思いますが、その場合はサポートサイトより実行ファイルを入手してバージョンアップをする形を取ることもできますが、現在(2022年3月時点)入手できるバージョンは5.0.6と5.10.0というバージョンとなります。

なお、手順については弊社のサポートサイトのKBでも紹介されています。現在提供されている5.10.0ベースの手順にはまだ更新されておらず5.0.0ベースの手順として表現されていますが、実施する手順に大きな差はありませんので、上記KBも参考にしてみてください。 サポートサイトから実行ファイルを入手したい場合の手順は以下に記載しておきますので、参考にしてください。

  1. Secure Connect Gateway(アプリケーション版)のページにアクセスします。

  2. ビジネスアカウントを使用してログインすることで、以下のようにファイルが表示されダウンロードできるようになるので、ダウンロードします。




Secure Connect Gateway(アプリケーション版)へのアップグレード

いよいよアップグレード作業になります。SupportAssist Enterpriseの管理画面にログインしましょう。

  1. バナーメッセージの“アップグレード”をクリックします。


  2. Secure Connect Gateway バージョン5.10.0にアップグレードする、と表示された画面が出てくるので[今すぐアップグレード]をクリックしますが、このボタンをクリックするとアップグレードタスクが始まり後戻りができなくなります。再度確認メッセージが表示されることはなく、アップグレードタスクが開始してしまいますので、ご注意ください。


  3. アップグレードが完了するまでしばらく待ちます。



  4. ③の図を見て分かる通り、デスクトップ上にSecure Connect Gatewayのアイコンが作成されていることを確認してから、このアイコンをダブルクリックしてSecure Connect Gatewayの管理画面を表示します。



上記の通り、Secure Connect Gatwayがインストールされましたが、SupportAssist Enterpriseがアップグレードされたのではなく、別の製品としてインストールされてしまったの?と思われるかもしれませんが、そんなことはなく、SupportAssist Enterpriseは削除され、 Secure Connect Gatewayがインストールされています。元々SupportAssist Enterpriseに設定していた設定内容はSecure Connect Gatewayに引き継がれています。つまり製品としては別々の製品ですが、アップグレードされたということになります。

アップグレードの前後でWindowsのサービスにどんな違いがあるかを見ていましたが、以下のような結果となりました。

<アップグレード前>
SupportAssist EnterpriseのサービスやDBのサービスが動いていることが分かります。


<アップグレード中>
SupportAssist EnterpriseとSecure Connect Gatewayのサービスが併存していることが分かります。


<アップグレード後>
SupportAssist Enterpriseのサービスが削除され、Secure Connect Gatewayのサービスだけになったことが分かります。


アップグレード中は進捗が分かる画面(上記③のアップグレードの画面)を見ていれば問題ないですが、しばらく待ってみても何も状態が変化していないように見えた時はサービスの状態を見てみるといいかもしれません。 くれぐれも手動でサービス停止や強制的にシャットダウンをするようなことはしないでください。



Secure Connect Gateway(アプリケーション版)へのアップグレード後の設定作業

ここまででSecure Connect Gatewayへのアップグレードが完了していますが、一度ログインしてSecure Connect Gatewayの設定が必要となります。 以下はその手順を見ていこうと思います。すでに作成済みのアクセスキーもこの一連の設定作業の中で使うことになるので、アクセスキーを手元に用意しておきましょう。

  1. Secure Connect Gatewayサーバー上のデスクトップにあるSecure Connect Gatewayのアイコンをクリックして管理画面を開くか、ブラウザを起動し、以下を入力してSecure Connect Gatewayの管理画面を開きます。すでに画面を開いている方はそのまま先に進みます。
    ・ リモート環境のブラウザからアクセスする場合 https://<IPアドレス>:5700
    ・ ローカルシステム上のブラウザからアクセスする場合 https://localhost:5700


  2. 以下の画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力して[サインイン]をクリックします。(以前SupportAssist Enterpriseで使用していたユーザー名とパスワードがそのまま使用できます)


  3. ライセンス契約についての説明文が表示されるので画面を下にスライドし、“契約条件に同意します”にチェックをつけて、[承諾]ボタンをクリックします。


  4. Secure Connect Gatewayのセットアップ画面が表示されます。最初はプロキシ設定になります。プロキシサーバーを使用している環境の場合、プロキシの使用にチェックを入れた上でプロキシサーバーのIPアドレスやポート番号などを入力してください。使用していない場合は、“接続をテスト”の文字をクリックしてチェックを行います。


    ネットワーク要件については以前ご紹介した記事に記載していますが、ネットワーク要件を満たしていれば以下のようにチェックが正常と表示されて完了します。“次へ”を押して先に進みます。


  5. 認証の項目の箇所でアクセスキーを入力することになります。アクセスキーと数字4桁のPINを入力して、“次へ”を押します。


  6. 3.一次サポート連絡先と4.概要についてですが、特に入力することなく画面が自動的に遷移します。3.一次ポート連絡先については、アクセスキーを入力したことでアクセスキーと関連付いているSite IDの情報が反映され、また元々SupportAssist Enterpriseに登録していた情報も引き継がれることになります。


  7. Secure Connect Gatewayのトップ画面が表示され、画面上部にSecure Connect Gateway 5.10.0に更新されましたと表示されていれば、アップグレードは完了となります。



本来、Secure Connect Gatewayのバージョンを確認できる場所はどこなの?と思われた方はSecure Connect Gatewayの管理画面にログインし、概要の箇所を見るとバージョン情報を見ることができますので確認してみてください。


だいぶ話が長くなってしまったので、ここで終えようと思います。今回は以下の図で言うとSupportAssist EnterpriseからSecure Connect Gatewayへのアップグレードが完了して、必要な登録作業も完了したというところまで実施しました。

次回は設定内容が継承されているかの確認作業を行っていきたいと思います。

次の記事はこちら→SupportAssist EnterpriseからSecure Connect Gateway(アプリケーション版)への移行~アップグレード作業②~
前の記事はこちら→SupportAssist EnterpriseからSecure Connect Gateway(アプリケーション版)への移行~準備編~



パートナーセールスエンジニア 川奈部 真





 

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