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上の図はデルの管理ソリューションをフルセットで表示しておりますが、今回は絵の中心にある “iDRAC9 with Lifecycle Controller”について少し説明をしていきたいと思います。 因みにiDRAC9とは現在の第14G世代PowerEdgeサーバーで提供しております。(iDRAC8は第13世代) iDRACについては“PowerEdgeで簡単システム管理 ~iDRAC編~ はじめの一歩”, “PowerEdgeで簡単システム管理 ~iDRAC編~ 管理画面概要”などでも紹介しておりますので、是非そちらも参考にして頂ければと思います。 iDRACとはサーバーのシステムボード内に組み込まれており「サーバー内のサーバー」ともいわれ、ここにはプロセッサーやメモリ、グラフィックカード、ネットワークアクセスなどが含まれております。これにより、サーバーの電源を物理的なボタンを押して電源オン/オフしたりするのでなく、iDRACを介せば離れたリ場所ら電源オン/オフできます。また、”Lifecycle Controller”というのは、このiDRACの中にアプリケーションとして組み込まれていますので、GUIでサーバーを遠隔操作、OSの導入、また製品のインベントリ/管理などが簡単にできます。 iDRACはサーバー管理者の生産性を向上させ、Dell サーバーの全体的な可用性を改善するよう設計されており、サーバーの不具合を管理者に警告し、リモートサーバー管理の実施支援を行ない、物理的なアクセスの必要性を減らしてくれます。
iDRACはOSとは独立しているもので、リモートからコーソールを操作、RAIDやBIOSなどの設定、ファームウェアのアップデートなどもできます。(*仮想コンソールについては”PowerEdgeで簡単システム管理 ~iDRAC編~ 仮想コンソール機能”を参考下さい。)
管理する上ではトップページであるダッシュボードから色々な情報が見やすく、一目で分かりやすく表示されているも分かりますね。
iDRACってサーバーを管理するのって分かりやすいと分かって頂けたかと思いますが、iDRACって1台の管理だけじゃないです! 1台のサーバーにログインして障害状態を確認してから、他の状態も気になるからその度に1台ずつログインして状態を確認したい時ってありますよね。 簡易的な状態の一覧でも一括してまずは見たい。でも複数台管理する為の専用サーバーを立てる程でもないと思っているとか・・・ なんと、14世代のサーバーに搭載されているiDRAC9では、1台の管理だけでなく複数のサーバーの管理をもっと楽に出来る機能が搭載されております。 次回はiDRAC9より新しく機能で追加された”iDRAC グループマネージャ”について説明しますのでお楽しみください。 パートナーセールスエンジニア 川口 直志 |
タグ: iDRAC, Lifecycle Controller, PowerEdge, システム管理