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     ~20201215日の「新時代のIT変革を支援するサーバー事業の戦略」を徹底解説します~

   
       
   
       
   
    





皆さま、こんにちは。
2020年は、デル・テクノロジーズのサーバー製品とサービスをたくさんご採用/ご拡販いただき、誠にありがとうございました。
2021年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

さて、本日はここで、1215日に発表したサーバー事業の5つの施策について解説したいと思います。

プレスリリースでは、下記の5つの施策を発表させていただきました。

1. 製品ポートフォリオの拡充
2. 消費モデルの導入
3. 新たな価格戦略
4. 顧客サポート力の強化
5. 販売エコシステムの強化

実は、これらの施策は、新時代のIT変革を見据えた3つの明確な視点とキーワードのもとに成り立っています。
 ・まずは、テクノロジー。「今、シリコンが熱い」をテーマに、DXに欠かせない最新のシリコンとそれを支えるテクノロジーにフォーカスしています。
 ・次に、ファイナンス。今回の発表では、サーバーの新規導入に関する「CAPEXの抑制」と、「透明性の向上」を目的に掲げています。
 ・そして、ニューノーマル。昨今の社会情勢を踏まえ、「非接触時代の販売とソリューション提案」に関わる、弊社の取り組みも発表しました。

これを踏まえた上で、順番に5つの施策を解説いたします。




1. 製品ポートフォリオの拡充

まずVMware vSphere Bitfusion」のOEM販売開始を発表しました。Bitfusionは、まさにシリコン(GPU)のための熱いテクノロジーです。GPUリソースをプール化して、ネットワーク経由でコンテナや仮想/物理サーバーにアタッチする。使い終わったら、プールに戻す。そんなスタイルでGPUの活用を効率化するソフトウェア技術です。ライセンス価格もお手頃なうえ、既存GPUサーバー環境からも移行できます。気になりませんか?
私の同僚で、5年連続vExpertの山口が、Bitfusionの熱いブログを連載中です。ぜひ、ご覧ください。

~テクニカルブログ~「AI環境でGPUリソースを有効活用」シリーズ:
BitfusionGPUをプール化(概要編)
Bitfusionの利用環境と方法
BitfusionGPUのメモリ分割

少し脱線しますが、実はDellBitfusionとは、ヴイエムウェアさんがBitfusionを買収する前から技術連携がありました。(2018年に2社で共作したホワイトペーパーがこちらです。)今回、他社に先駆けて弊社がOEM販売を開始出来たのは、こういった歴史も関係しているかもしれません。



「今、シリコンが熱い」観点のもう1つのお話が、第2世代AMD EPYCプロセッサー搭載モデルのアップデートです。実は10月下旬に、PCIe 4.0対応となった弊社RAIDカード「PERC」の最新世代をリリースしました。もともとPCIe 4.0ベースのNVMe SSDNICは提供してきましたので、既に対象サーバーでは、内部I/OPCIe接続はエンド ツー エンドでPCIe Gen4速度となっています。PCIe 3.02倍のI/O帯域。まさに熱いテクノロジーです。PowerEdgeサーバーのPCIe 4.0対応とそのメリットについては、このホワイトペーパーを参考資料としてご紹介します。

Direct from Development:PCIe Gen4を念頭においた製品設計~”Future Ready“な帯域幅を提供するPowerEdgeサーバー最新世代~




2. 消費モデルの導入

上述の「CAPEXの抑制」を担うのが、従量課金でサーバー導入費用のOPEX1を可能にする「Flex on Demand(以下、FoD)」です。
固定料金でカバーする基本容量と実使用量で料金が増減するバッファー容量の合算で月額料金が決まるFoDはこれまで、お客様個別のプロジェクトやシステム毎に、すべてカスタマイズした構成、基本容量、バッファー容量でのご提供となっていました。今回新たに提供開始したのは、よりシンプルに月額料金を想定できる「Pre-approved Flex on Demand Pricing for PowerEdge」です。第 2 世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー搭載の人気サーバー、「PowerEdge R640」、「R740」、「R740xd」をベースに、サーバー構成とリソース消費容量パターンを「S、M、L」式で定型化して、その月額料金を事前提示させていただく、FoDの新たなプログラムです。発表以降、従量課金にご興味のあるお客様より多くのお問い合わせを頂いています。

1. OPEX化が可能になるという表現は弊社が想定した効果の記載です。お客様の税務・会計処理と一致しない場合がありますので、事前にお客様の会計監査人等にご確認ください。






3. 新たな価格戦略

1215日付でPowerEdgeサーバーの標準価格(定価)を1台あたり平均25%引き下げました。(引き下げ率は製品・構成により変動します。)価格改定対象にサービスやiDRACライセンスを含む点からお察しいただけるかもしれませんが、今回の価格改定は、ハードウェア部材の仕入れコスト(およびその変動)とは関係のない、弊社の価格戦略によるものです。日本のサーバービジネスでは長年、深い値引き率を前提に高い標準価格(定価)をつける慣習が一般化していました。先に述べた「透明性の向上」という言葉の通り、やや大きくなり過ぎた実売価格と標準価格(定価)との乖離を是正したいという思いも、今回の標準価格の改定の背景にあります。
なお、「サーバー1台あたりで平均25%」という引き下げ率は、コンポーネントごとに異なる値を平均した値です。例えばメモリは約-40%SSDは約-35%の引き下げ率ですので、メモリやSSDを多く搭載した高スペックな構成ほど、PowerEdgeの価格競争力が今までより高いことを意味します。

1215日付の新価格はすべて、PowerEdgeサーバーの価格表に反映されています。




4. 顧客サポート力の強化

PowerEdgeサーバーの差別化ポイントの1つが、すべてのサポートコールを国内で正社員エンジニアが対応する、宮崎カスタマーセンターです。プレスリリースの記述通り、同センターは20204月にテレワーク体制への移行を完了しており、以降はテクニカルサポート担当社員が、在宅でも以前と変わらないクオリティでお客様をサポートしています。これはもちろんお客様のための取り組みですが、お客様サポートの提供をミッションとする弊社にとっては、長期的にも重要なBCPの体制とも言えます。プレスリリースではこれ以上の詳細は割愛していますが、PC Watchさんのこちらの記事では、宮崎カスタマーセンター内部の写真や同センターの取り組み、ひいては弊社全体のテレワークへの取り組みが、解説されています。

わが社はこうやってテレワークしています【デル・テクノロジーズ編】 ~カスタマーサポートセンターも完全テレワーク化。VPN3倍以上に増強

また、そもそもの宮崎カスタマーセンターの強みについては、センター長の石口が登場する、スマート総研さんのこちらの記事で紹介されています。

顧客満足度の高いサポートを提供するデルの宮崎カスタマーセンターの秘密




5. 販売エコシステムの強化

このロゴの数々をご覧ください。弊社のサーバー事業には、これだけのテクノロジーパートナーとの提携に基づく、多数のサードパーティー製品の取り扱いが含まれます。デル・テクノロジーズがお客様のワンストップの窓口となる形で、多岐に渡るサードパーティー ハードウェアおよびソフトウェアを含むソリューションを提案できるこのエコシステムは、「非接触時代」にこそ大きな意味を持つと考えています。今回、これらパートナーを新たにストラテジックパートナーとコアパートナーに再定義して連携を強化し、多様化するお客様ニーズへの対応力を向上しました。
プレスリリースでは触れられていませんが、ブログなので敢えて例を出します。例えばテレワーク/リモートワークを始めたい、あるいはVPNで複数拠点間を繋げたい、というニーズが高まる昨今、デル・テクノロジーズなら、SonicWallVPNソリューションをサーバーと一緒にご提案できます。その販売実績も豊富です。もちろん、弊社がワンストップ窓口となりつつも、そこにSonicWallさんの営業による専門性の高い支援が入ります。基本的には同じことが、掲載されているすべてのテクノロジーパートナーでも言えます。






と、いうことでまとめると、デル・テクノロジーズは「新しい時代」のお客様のために、以下を推進していきます。

 ・幅広い最新テクノロジーの選択肢により、最適な製品を提案
 ・初期導入コストを抑え、従量課金を組み合わせた月額支払形態
 ・透明性の高い、よりお求めやすい価格設定
 ・不測の事態にも対応できるサポート体制で、「安心」を提供
 ・多様なワークロード要求も、一元化した窓口で支援

それにより日本でもさらに選ばれるサーバーベンダーとして、継続したビジネス成長を、目指します。

いかがでしょうか?すっかり長文になってしまい申し訳ありません。
テクニカルブログの枠でテクニカルではない話を沢山しましたが、今後も、折を見てこういう情報発信をできればと思っています。

それでは、ぜひ次の機会に。お読みいただきありがとうございました。

デル・テクノロジーズ株式会社
データーセンター・コンピュート&ソリューションズ事業統括
製品本部 シニアプロダクトマネージャー
岡野家和
2021114


   
       
   
       
   
    

 

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