Integrated Data Protection Appliance

データ保護に必要な要素を1台にまとめて提供するIntegrated Data Protection Appliance。
統合されているがゆえに、稼働までの時間を大幅に短縮し、システム導入を迅速化できます。
また、お客様のデータ保護に関するあらゆるニーズに対応できる製品になります。
今まで提供していたDell PowerProtect DPシリーズ(以下、PowerProtect DP)に加えて、新しく Dell PowerProtect Data Manager Appliance DM5500(以下、PowerProtect DM5500)が提供されることになりました。

バックアップ専用アプライアンス：PowerProtect DM5500

PowerProtect DM5500主な構成要素①

PowerProtect DM5500の主な構成要素一つ、バックアップソフトであるPowerProtect Data Manager。
ソフトウェア定義型のデータ保護ソリューションになります。

PowerProtect DM5500主な構成要素②

PowerProtect DM5500にはもう一つ重要な構成要素の主な構成要素 PowerProtect DDVEがあります。
PowerProtect DDの仮想化版で柔軟性の高い、ソフトウェア定義によるデータ保護ストレージです。

PowerProtect DM5500　構成イメージ

PowerProtect DM5500 ハードウェア概要

PowerProtect DM5500　ディスク－ストレージ

PowerProtect DM5500接続用のネットワークポート

PowerProtect DM5500　インタフェースとIPアドレス

	Copper (RJ45 / 10Gb)	Optical (Twinax / SFP28 / 10Gb/25Gb / SFP+ 10Gb)
カードとポート	2カード／4ポート	2カード／4ポート
ケーブル数 (iDRAC を除く)	4	4
ポート構成	Active/Active (no-LACP) *	Active/Active (no-LACP) *
IP アドレス数	最小3: 管理 x 1 + データ x 2 (VLAN ごとに 2 つのデータ IP) 最大: 80 vlans	最小3: 管理 x 1 + データ x 2 (VLAN ごとに 2 つのデータ IP) 最大: 80 vlans

・Active/Passive, LACPは将来のリリースで対応予定です。
・スイッチポートがトランクモードの場合、導入時にVLAN IDを使用します。
・スイッチポートがアクセスモードの場合、導入時にVLAN ID 0を使用します。

ソフトウェア・アーキテクチャー及び機能

ライセンス

・シングル ライセンス ファイル
・ライセンスはPPOE(PowerProtect Operating Environment)構成サービスによって管理されます。
・バックエンドのアクティブティアの容量に基づいてライセンスが付与されます。（12TB単位の増分）
　－2:1のクラウドティアを含む(２つのクラウドユニット間)
　－Cloud DRやCloud Snapshotなどのクラウド機能のライセンスが含まれます。
　－暗号化、レプリケーションなどのすべての機能がデフォルトで含まれます。
・容量に基づく永久ライセンス
・90日間の12TBライセンス
　－工場出荷時にアクティブ化される最小容量(12TB)
　－12TB～96TB容量
　－容量は12TBから96TBまで12TB単位で拡張可能
　－永久ライセンスを適用するための90日前のアラート