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 |  国内市場シェアNo.1および満足度1位に関するお礼と、
      PowerEdge最新情報






皆さまこんにちは、デル・テクノロジーズの岡野と申します。

平素より、弊社のサーバー、ストレージ、ネットワーク、クライアント、サービス製品をご愛顧またはご提案いただき、誠にありがとうございます。

本日は、当社のサーバー製品「PowerEdge」に関するお礼と、最新アップデートをご紹介させてください。


国内サーバー市場 年間シェアNo.1獲得および満足度調査No.1に関するお礼




PowerEdgeをお使い、ご提案いただく皆さまのおかげで、弊社サーバー製品の日本での採用数は右肩上がりで増えています。
今年3月のIDCの発表によると、PowerEdgeは2021年の国内x86サーバー市場シェアにおいて、出荷金額と出荷台数の両方で年間No.1を獲得できたこと、及び国内シェアがここ5年間で2倍以上に成長していることがわかりました。

あらためて、お客様、パートナー各社の皆さまに、厚くお礼申し上げます。

さらにPowerEdgeは、「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2021-2022」と、「日経コンピュータ パートナー満足度調査 2022」の両方で、サーバー部門満足度1位とご評価いただいておりますが、今後もご満足いただけるサーバー製品をご提供してまいる所存です。

プレスリリース:デル・テクノロジーズ、「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2021-2022」において3部門で顧客満足度1位を獲得
プレスリリース:デル・テクノロジーズ、「日経コンピュータ パートナー満足度調査 2022」の法人向けPC、サーバー2部門において初のパートナー満足度1位を獲得




AMD EPYC搭載PowerEdgeサーバー最新情報




1. 2021年2月に第3世代AMD EPYC搭載モデルを販売開始して以来、AMD系PowerEdgeの販売数が相当な勢いで増えています。特に顕著なのは、お客様層の拡大です。通称「Rome」こと第2世代EPYCの頃は、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)とサービスプロバイダーのお客様が圧倒的に多かったのですが、ここ1年で、地方自治体や製造業のお客様のVDI基盤、証券会社や銀行でのご採用、半導体製造装置でのOEM組み込み用など、バラエティに富んだ業種・お客様層で、ご採用いただいています。

Dell PowerEdgeサーバー第3世代AMD EPYC™プロセッサー搭載モデル
AMD EPYC™プロセッサーを搭載したDell T echnologiesのサーバーソリューション


2. 通称「Milan」こと第3世代AMD EPYCと、完全にソケット互換である「Rome」を比較すると、同じコア数・同じクロック周波数でで比較しても、明らかにMilanの方がパフォーマンスに優れています。例えばVDIにおいては、Milan搭載のPowerEdge R7515はRomeの同コア数・同クロックモデル搭載時より2割も多くのVDIユーザーを稼働できるという検証結果を公開中です。

ホワイトペーパー:Support more VDI users with a Dell EMC PowerEdge R7515 server powered by an AMD EPYC 75F3 processor

また、Microsoft Hyper-V仮想化環境におけるMicrosoft SQL Server 2019のOLTP処理でも、Milan搭載のPowerEdge R6525がRome搭載構成を、パフォーマンスで圧倒する結果となっています。このベンチマーク結果は、概要、詳細データのそれぞれを日本語で公開中です。

ホワイトペーパー:第3世代AMD EPYC 7543を搭載したDell PowerEdge R6525を選んでSQL ServerのOLTP性能を強化しましょう
ホワイトペーパー:レポートの背景となる詳細データ


3. コア数の多さからEPYCが有利とされる仮想化分野以外でも、例えばビッグデータやERPシステムにおいて、Milan搭載のPowerEdgeが優れたベンチマーク結果を出しています。まず先にポイントを解説した上で、ベンチマークサイトにリンクを貼っており、ノンエンジニアの方にもわかりやすいスタイルのドキュメントとなっていますので、ぜひご覧ください。

Whitepaper:Direct from Developlment:AMD EPYC™ プロセッサーのベンチマーク性能




4. 第3世代AMD EPYCは、その独自のセキュリティ機能が大きな強みです。具体的には使っている最中のデータ、つまりメモリ内のデータを暗号化する機能や、仮想マシンを暗号化する機能を備わっており、特に後者には実行が停止された仮想マシンをも暗号化できる拡張機能が加わっています。
Microsoft AzureやGoogle Cloudなどのハイパースケーラーが、「Confidential Computing」分野のサービスでEPYCを採用したのは、このハイレベルなセキュリティ機能が理由と言われています。とはいえ、このようなCPU固有のセキュリティ機能をオンにすると、CPUパフォーマンスに影響があるのでは?と思われる方も多いと思います。まさにその観点について、実際のところどうなのかの実機検証を行ったまとめが、このドキュメントです。

Whitepaper:第3世代AMD EPYCのセキュリティ機能を有効化しても、Dell PowerEdge R6525のOLTPパフォーマンスへの影響は最小限


5. そして今年3月。半導体業界で話題の、TSMCによる「3D IC実装」を製品化した、AMD「3D V-キャッシュ」搭載第3世代EPYCが発表されました。
通称「Milan-X」と呼ばれるこのCPUは、Milanと同じサーバーに完全互換プロセッサーとして搭載できる一方、驚異の768MBという、Milanの3倍のキャッシュメモリが搭載されるため、特に流体・衝突・構造解析に代表されるCAE分野で注目を浴びています。
弊社からは、AMDさんの発表と同じタイミングの日本時間3月22日に出荷開始済みです。もちろん、すでにご採用いただいたお客様も国内にいらっしゃいます。ご興味ある方はぜひ、弊社営業または弊社のパートナー様にコンタクトください。

Milan-Xについては、日本AMDの中村正澄様によるブログが公開開中です。おそらく日本で最もサーバーCPUに詳しいスーパーエキスパートです。ぜひ、ご覧ください。

特別寄稿:「AMD 3D V-Cacheテクノロジー搭載 第3世代 AMD EPYCプロセッサーのご紹介」 by 日本AMD中村正澄様




それでは、ぜひ次の機会に。
お読みいただきありがとうございました。

デル・テクノロジーズ株式会社
データーセンター・コンピュート&ソリューションズ事業統括
製品本部 シニアプロダクトマネージャー
岡野家和
2022年6月6日

デル・テクノロジーズの市場シェアに関するすべての文言および図解は出典:IDC Quarterly Server Tracker, 2021Q4 Share by Company, Product Category:x86 | IDC Japan 承諾番号:IDCJ-22-0125



 

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