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 |  ”山田さんと川口くん” が語る
   次世代PowerEdgeリリース記念オンラインセミナー 突撃レポート その②
    ~ 特別授業 : 山田先生の学校では教えないPowerEdge講座 ~
   
       
   
       
   
    






今回は特別授業です。セミナー中、また開催後に頂いた質問内容を山田先生から説明して頂き、今回は忘れないように真面目に勉強する川口くんと一緒に学んでいきましょう。


真面目に勉強に取り組む
川口くん
本日は先生
山田さん
川口くん: 本日は学ぶ気持ち一杯で、服装からやり直してきました!
山田さん: いや、服装を変えても・・・  前回の内容はちゃんと復習したの?
(突撃レポート その①:https://japancatalog.dell.com/c/isg_blog_nextgen_poweredge_report_01/)
川口くん: ばっちりです。 で、今日はどういう事を教えてくれるんですか?
山田さん: 今日は、以下をもう少し掘り下げて教えたくてね。
● IntelとAMDモデルの選び方
● 製品の特長
川口くん: ふむふむ・・・  確かにセミナー中にも質問が出てましたよね。
はい!先生! ただ、その前に、基本的なサーバーのスペックなどの情報ってどこかにまとまっていたりしているのでしょうか?
山田さん: スペックシートは以下にまとめてあるよ。
https://japancatalog.dell.com/c/isg_spec/

後、今回発表された製品含めてサーバーのカタログも新しくなったから一度みてみると良いですね。
https://japancatalog.dell.com/c/wp-content/uploads/PowerEdge-Catalog_210521.pdf
川口くん: おぉ、もう纏まってるんですね。今まであちこち調べてましたが、ここ見ればわかりますね。。
山田さん: そうでしょ~ これからまだ新しい製品も出てくる(でしょう)から、まずはここみてみると良いかもですね。
川口くん: こうしてみると製品増えてますね。今のモデル、例えばR640はもう販売しなくなったりするんですか?
山田さん: 現地点ではそんな話はきいてないよ。保守期間中はちゃんとサポートするからそこは安心して大丈夫だよ。
川口くん: 今回、発表された中にタワー型の発表はなかったんですが、タワー型とかの新しいサーバーってまだ販売しないんですか?
山田さん: 具体的な時期はちょっと言えないけど、タワー型に限らず、他のサーバーも順次出てくるんじゃないかなぁ。乞うご期待です!
川口くん: ところで、IntelとAMDって気になりますね。R7525っていう製品はAMD対応ですよね。これってどういった用途をターゲットにしてるんですか?
なんか内容を聞いていると、AMDの性能も高くコストパフォーマンス良いようにみえてきました。 ただ、そうはいっても、Intelもあるし悩みますね。
山田さん: “IntelとAMDモデルの選び方”ね。
AMDは DL(Deep Learning)/AIとかに良いって前回言ったよね。AMD EPYC を指定する買い方も多いかなぁ。 沖縄科学技術大学院大学さんのAMD EPYCプロセッサーを搭載した事例の内容が凄かったよ。コア数が7倍に増えて性能が6倍になったらしい。
(事例:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/case-studies-customer-stories/oist.htm

それに、GMOインターネットさんの自社サービス基盤を1ソケットのAMD EPYCプロセッサーに集約して20ラックを2ラックまで減らした事例を紹介するオンラインセミナーの記事もあったね。
(記事:https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2104/28/news004.html

まぁ、代表的なソリューションでの比較では仮想化だけど、例えば、1ソケットあたりコア数の多いAMD CPUではVMwareのライセンス体系にマッチしているね。
VDIで仮想デスクトップの集約率を上げるために128コアを考えているユーザーもいると聞いたよ。最近32コア単位になっているのもあるから、64コア使えば、Intelで40コア使うよりソフトウェアライセンスのコスト削減見込めるかもね。
Intelは前も言ったけど、実績も多いから、そのまま継続して採用する人が多いんだろうね。やっぱり、サーバー製品の選び方ってやっぱり難しいよねぇ。でも、それもちゃんと纏めさせているから選定ガイドも一度みてみれば? 選ぶきっかけになると思うよ。



(サーバー選定ガイド:https://japancatalog.dell.com/c/poweredge-server_guide/


川口くん: 製品の選び方もまとまってるんですね。参考にさせて頂きます。
山田さん: “製品の特長”としてもう少し調べてみたんだけど、“熱対策”といってもファンだけではないんだよ。
冷却するための重要な部品としては、「ファン」、「ヒートシンク」、「エアーフローカバー」があって、さらに今回は「水冷」に対応したモデルが増えているんだ。
まず、“ファン”については、機種によって違うようだけど3種類ぐらい用意されていて、搭載するCPUやメモリ、ディスク構成によって選択されるようになっているし、それぞれの回転スピードにも違いがあって冷却効果を高めているみたい。
ホットプラグにも対応している機種もあるからシステム停止しなくて交換が可能になるね。“ヒートシンク”はCPUを空気で冷やす金属の板のようなもので、これもCPUの発熱量によって大きさが違うよね。
「エアーフローカバー」も空気の流れを効率的に流れるようにする部品だけど、このような黒いプラスチックの板って見たことないかな?結構な効果あるみたいだよ。




(考え抜かれた熱設計:https://japancatalog.dell.com/c/wp-content/uploads/Direct-From-Development-Next-Generation-PowerEdge-Servers-Thoughtful-Thermal-Design_JPN_b.pdf )


山田さん: 今回の目玉は、やっぱり水冷かな。
今まで、ハイパーパフォーマンスコンピューティング(HPC)で利用するような高密度モデルでは用意されていたけど、次世代サーバーでは汎用的なラックモデル(1Uや2Uのサーバー)でも使えるようになったんだよ。
Direct Liquid Cooling (DLC)といって、水を使って直接CPUを冷やすんだ。一番のメリットは、データーセンターやサーバールームのPower Utilization Efficiency (PUE)で示す電力使用効率をアップさせることになるんだよね。
大がかりな冷却設備が不要になってTCO削減にもつながることが期待されているみたい。空冷で使用するヒートシンクを水冷用に変更してポンプで循環する水で冷やすんだよ。
サーバー標準のシステム管理機能でセンサーを監視していて水漏れを検知できるので安心だね。



(次世代PowerEdgeサーバー概要:https://japancatalog.dell.com/c/ent_server/


川口くん: 凄い機能ですね。覚える事が多くて、脳みそフル回転で活動中。熱が出てきました。頭冷やさなきゃ・・
ボソボソ..(水飲んで、直接風当てよ。   冷える~  あ!? これが“水冷”と“マルチベクタークーリング”か!?  いや、水漏れ対策は?)
山田さん: 何をボソボソ言ってるの?? 相変わらずだな・・・
川口くんは、もっと勉強も必要だね。今回はサーバーの紹介がメインだったと思うけど、サーバーもちゃんと管理しないといけないので、そんな時はここに沢山情報あるから後でもいいからちゃんと見て、iDRACを使ったサーバーの管理という基本的な所も抑えておいてね。
本当に色々あって、概要からハウツー的なもの掲載しているよ。 川口くんも何か書いてなかったけ?
(テックブログ:https://japancatalog.dell.com/c/isg_techblogmatome/
川口くん: え?? いや、全く書いてないです。 色々と勉強させて頂いてます!
山田さん: でも、やっぱり読んだだけじゃわからないのもあるし、そしたら、Webinarとかも定期的に開催しているから、その時に直接、講師に質問できるからいいよね。
(徹底攻略塾:https://japancatalog.dell.com/c/isg_webinar_top/

後、それ以外にも色々と質問もあったので少しまとめておくね。


質問 回答
R750でのNVMe RAIDはどのように実現されていますでしょうか?
RAIDカード?CPU?
新しい世代の一部製品にて、RAIDコントローラを利用したハードウェアのNVMe RAIDがサポートされました。
RAIDコントローラシリーズはどうなりましたでしょうか? シリーズ11ファミリーが登場しました。NVMeのハードウェアRAIDに対応しているのがH755となります。
https://dl.dell.com/topicspdf/perc11_ug_ja-jp.pdf
https://www.dell.com/support/kbdoc/en-us/000131648
BOSSは活性交換可能でしょうか? BOSS-S1とBOSS-S2で回答が分かれますが、BOSS-S2の場合はホットプラグに対応しているため、活性交換が可能です。
https://japancatalog.dell.com/c/isg_blog_boss_faq/
iDRACのバージョンは異なるのでしょうか? 14世代と同じiDRAC9となります。ユーザーガイドやライセンスなどについては以下を参照ください。
https://japancatalog.dell.com/c/isg_blog_idrac9_01/
内蔵ネットワークコントローラついては何か変更がありましたでしょうか? ネットワークドーターカード(NDC)が新しい世代ではOCP3.0ネットワークアダプターに変わりました。
https://downloads.dell.com/manuals/common/dell-tech-dfd-collab-contribute-ocp-nic-3-0.pdf
*R650/R750などには標準で1GbeEのポートが2つ搭載されています
*製品によって標準構成は異なります。


川口くん: これ聞いて、スッキリしました。 ただ、車の事はまだ分からないですね。
山田さん: じゃぁ、次はセミナーで話していた人から直接話を聞いてみようかね。


デル・テクノロジーズ
パートナーセールスエンジニア
山田 尚敏
川口 直志
川奈部 真

2021/06/28


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