PowerVault ME4シリーズのサンプル構成

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｜ PowerVault ME4シリーズのサンプル構成

これまで“ME4シリーズを触ってみた”という記事でME4シリーズの特徴や機能に触れながら、製品のご紹介をしてきましたが、ありがたいことにME4ってどうコンフィグレーションしたらいいの？サンプルがあるといいんだけど、、、という声をいただきましたので、今回はME4のサンプル構成をご紹介していきたいと思います。

ME4は、FC、iSCSI、SASといった接続方式をサポートしております。またFCやiSCSIでも間にスイッチを介さずサーバーとストレージをダイレクトに接続する形での接続もサポートしております。いわゆるDASと呼ばれる接続方式です。これらの接続方式を前提にいくつかサンプル構成を作ってみましたので、以下でご紹介したいと思います。

PowerEdgeサーバーやDell EMCのネットワークスイッチ、FCスイッチと組み合わせると、上記のような構成を作ることができます。各構成の詳細については、以下のリンク先のファイルにてご確認ください。

PowerVault ME4シリーズのサンプル構成（Excel）

※こちらでご紹介しているサンプル構成はあくまでサンプルになります。この構成をそのままご提案いただくのではなく、お客様環境を十分にヒアリングし、要件や用途をクリアにしてから、ご提案構成を決めてください。またディスク容量に関してはMidrange Sizerでサイジングした上で、構成を決めるようにしてください。

リンク先のExcelファイルのサンプル構成をよく見ていただいた方はお気づきかもしれませんが、1つだけ上の表に載ってない構成があります。上の表と同じイメージで表現するとこんな構成の例になります。

これが何かというと、NXシリーズというPowerEdgeをベースとしてWindows Storage SeverがOSとしてプリインストールされたモデルになります（少々古い情報になってしまっていますが、NXシリーズについても以前ご紹介しておりますので、こちらの記事も併せてご覧ください）。ファイルサーバー用途でWindows サーバーを利用したいニーズはあると思いますが、その際にどうしても可用性も求められるケースはあると思います。その場合に、Windowsのフェールオーバークラスタを組んで可用性を担保する方法が一つの方法として考えられますが、これを実現できる構成としてNX3340とME4とを組み合わせて使う例を一つ上げてみました。

この点については、ME4の製品紹介資料の中でも実はご紹介しており、製品紹介資料のP7に記載しております。
http://japancatalog.dell.com/c/wp-content/uploads/powervault_me4_series.pdf

以下はNXシリーズとME4のiSCSI接続の例になりますが、参考までにご紹介しておきます。NXシリーズとME4を接続する場合は、Direct Attachでなければならないわけではなく、スイッチを介した構成でも問題ありません。
https://i.dell.com/sites/csdocuments/Shared-Content_data-Sheets_Documents/en/dell_powervault_nx_windows_nas_series_configuration_guide.pdf

さて、いかがでしたでしょうか？今回ご紹介したサンプル構成の表についてもファイルでご提供したいと思いますので、以下にリンク先をご案内しておきます。ぜひ、こちらをご活用いただきながら、PowerEdgeサーバーとME4とセットでご提案いただければと思います。また、”参考情報”の欄では、設計・導入をされる際に役に立つであろう情報も入れてみましたので、こちらも参考にしてみてください。

ME4サンプル構成（PDF）

最後に繰り返しとなりますが、今回ご紹介した構成はお客様の要求を満たすことを保証するものではなく、PowerEdgeサーバーやスイッチ、ME4の組み合わせで構成可能な例を示したに過ぎませんので、その点はご注意ください。ご提案にあたって不明な点や構成の相談を希望される場合は、弊社営業やSEにご相談いただければと思います。
今回ご紹介した内容がME4のご提案に一役買えれば幸いです。

パートナーセールスエンジニア川奈部　真

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タグ: PowerVault ME4, Storage

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