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三相UPSによる統合型電源管理ソリューション |
今年で東日本大震災から10年を迎えます。災害対策として導入された設備が順次更新を迎える公共、民間のお客様が増えると予想されています(設備更新は10年~15年)。 また、近年ではニューノーマルへの適応やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み、更には環境保護(GX)への取り組みなど、企業に求められる変革はより多様化しています。 システム刷新、拡張、新規導入をご検討中の皆様は是非ご覧ください! ■目次● 三相UPSは単相UPSと何が違うの?● 三相UPSを使うことでどんなメリットがあるの? ● 新製品三相UPS Galaxy VSはどんな製品? ● どんな利用シーンがあるの? ● 三相UPSは単相UPSと何が違うの?「三相」という言葉を聞いただけでアレルギー反応を示す方もいるかもしれませんが、UPSとしての役割は単相UPSと全く同じ、以下の2点です。① 電力復旧まで継続して電力を供給する ② 機器の突然のダウンによるデータ破壊や損失を防ぐ UPSとしての役割は同じでも、用途や容量により単相または三相を使い分けています。 簡単に言うと、たくさんの負荷を効率よくバックアップするのが三相UPSです。 目安としては「ラック5本以上」または「負荷が10kW以上」のシステムで三相UPSを検討いただければと思います。
● 三相UPSを使うことでどんなメリットがあるの?どのような場合に三相UPSが適しているのか?単相UPSと比べて三相UPSのメリットは何なのか?疑問に思われている方が多いと思います。それらの答えは「複数台の単相UPSを三相UPS1台へ統合・集約することで保守性が向上し、総所有コスト(TCO)の低減に貢献する」、ということです。 現場で起きている課題をもとに、それに対するメリットを一部ご紹介します。 当てはまるケースがございましたら一度ご相談ください。
● 新製品三相UPS Galaxy VSはどんな製品?シュナイダーエレクトリックでは、IT機器向け、医療向け、また工場や自動倉庫などの産業分野へも導入可能な三相UPS Galaxy VSを昨年11月にリリースしました。新製品 三相UPS Galaxy VS 世界最小クラスの設置面積、内部冗長機能(N+1)、運用開始後でもUPS容量を増加可能なモジュラーデザイン、リチウムイオンバッテリー、また運転効率は業界トップクラスの最大99%を実現しています。この容量クラスの一般的なUPSの運転効率が93%程度であることを考慮すると、24時間365日運転するUPSにとって、この6%の違いは大きな経済的メリットをもたらします。結果的に、電力使用量が減ることによる二酸化排出量の大幅な低減も期待できます。 *ラック5本以上、もしくは負荷容量が10~150kW程度の中規模システムに最良のソリューションとなっています。 UPS容量の段階増設 (左図からパワーモジュール1個、2個、又は3個を内蔵) ● どんな利用シーンがあるの?様々な利用シーンがございますが、今回はニューノーマルへの適応及びデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを中心に説明させていただきます。皆様ご存じの通り、近年ではデジタル活用が1つの課題になっています。新型コロナウイルスの影響もあり、より業務やビジネスの変革時期を迎えており、ニューノーマルに対応するため働き方改革に力を入れている企業様も多いのではないでしょうか。 これからDXへの取り組みを検討されている企業様では是非、Dell Technologies社のIT機器と周辺機器をご検討ください! (例) ~医療現場~
~製造現場~
このようなデジタル化に対応するためには、より膨大な情報をより高速に処理する設備が必要になりますよね。 Dell Technologies社ではDX化に向けてHCI、HPC、Edge Computingなど多様なソリューションをご用意しています。それに合わせてGalaxy VSを含めた電源バックアップ、その他周辺機器も用意しているので安心ですね。 UPSには様々な種類がございますが、「IT設備を導入する中で、膨大な電源負荷が増えている・・・」といった場合にはぜひ、一度三相UPSもご検討ください。 シュナイダーエレクトリックも一丸となりご提案させていただきます。 ご覧いただき誠にありがとうございました。 【参考資料】 Galaxy VSカタログ https://catalog.clubapc.jp/pdf/ups/Galaxy_VS_Catalog_2101.pdf 2021/03/15 関連記事はこちら無停電電源装置(UPS)とは?大切な機器やデータを守る役割があるんです!業務効率UP!運用コストDOWN!三相UPSによる統合型電源管理ソリューション R240やR340に最適なUPSを新ラインナップ!Dell Smart-UPS 750VA RMのご紹介 もう迷わない!HCI環境のUPS選定 シャットダウンについて PowerChute Network ShutdownによるVMware vSphere 7.0 Update2対応とシャットダウン設定方法について エッジコンピューティングの実現に向けた実装環境について <事例紹介>エッジコンピューティングのインフラ課題と解決方法について ITインフラ設備管理にお困りですか? 『遠隔監視サービス』が便利です! 簡単!!端的!!便利!! IT EcoStruxureによるデバイス監視サービスの紹介 |
タグ: APC, UPS, シュナイダーエレクトリック, 停電, 無停電電源装置